<第71回 羽田盃(JpnI)>
(4月28日現在)
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ホッカイドウ競馬デビュー馬で、フレッシュチャレンジを勝利。その後はJBC2歳優駿3着、全日本2歳優駿4着など、ダートグレード競走でも存在感を示してきました。移籍初戦となった前走の雲取賞では4番手から運んで6着。地方最先着の5着ゼーロスとはハナ差に、初騎乗の野畑凌騎手は「流れにもしっかり乗ることができて、最後の直線ではもう一回脚を使えたのは、すごく収穫がありました」と手応えを口にしました。レース後は牧場で疲れを取りながら調教を進め、今月上旬に帰厩。齊藤敏調教師は「前走はあれだけついていっても、バタバタにならずに辛抱できていたし、力はある馬ですね。状態は維持できています。相手は簡単ではありませんが、前走以上の走りを期待したいです」と話していました。
■エンドレスソロウ
*大井 坂井英光 厩舎(小林) 牡3歳
*成績 5戦3勝2着0回
*重賞タイトル
サンライズカップ(H1)(2025)
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エンドレスソロウはホッカイドウ在厩中に無傷の3連勝でサンライズCを勝ち、JBC2歳優駿は勝ち馬とも差のない5着とハイレベルな走りを見せてきました。移籍初戦となった前走の雲取賞では後方から進めて7着。坂井英光調教師は「出遅れましたが、それでも最後はしっかり脚を使えたので、改めて力はあるなと思いました。今回はゲートで尾持ちをする予定で、スタートは心配していません」とのこと。仕上がりについては、「リフレッシュ放牧に出して、3月下旬に帰厩しました。一度使ったことで手の内にも入ってきて、今回は馬も落ち着いているし、馬体のハリもいいですよ。楽しみにしています」と話していました。
なお、坂井厩舎からは京浜盃5着のサイカンサンユウもスタンバイ。前走を振り返り、「一戦ごとに成長していて、予想以上の走りをして頑張ってくれました」とコメント。今回に向けては、「予定通り、短期でリフレッシュ放牧に出しました。状態はキープできているし、どういう競馬でもできるのは強みだと思っています」。
JRAで1勝を挙げ、この春にダート三冠を見据えて大井へ移籍しました。前走の準重賞・スターバーストCでは2番手から進め、3コーナー手前で先頭に立つと、そのまま後続を4馬身突き放す完勝。初騎乗だった矢野貴之騎手は「あまりにもスムーズだと一生懸命に走りすぎるところはありますが、ノーステッキで余力はありました。時計(2000m・2分7秒7)も優秀ですね」と好感触。羽田盃の優先出走権を獲得し、ここで重賞に初挑戦します。藤田輝信調教師は「一度使って、この短期間でも馬の背が伸びて大きく感じさせます。最終追い切りの動きも良かったです。JRA時代にはフィンガー(今回出走するブルーバードC覇者)にも勝っている馬。能力を出してくれれば、十分に通用すると思っているので期待しています」と力を込めました。
大井生え抜き馬で、ハイセイコー記念は3着となり、雲取賞にも出走しました。この羽田盃に向けて状態は上向いているそうで、「緩かった体もしっかりしてきて、調教も今までで一番攻めてきました。パワーがついて、推進力もより感じさせて、全体的に強化しています」と森下淳平調教師。同師は過去にハッピースプリント(2014年)やミヤギザオウ(2022年)でも同レースを制していますが、「まだまだ良くなっていきそうな奥の深さを感じますが、素質ではヒケを取らないと思います。相手は強いですが、こちらも勝つつもりでやってきているので、現状でどんな競馬ができるのか楽しみにしています」と期待を示しました。なお、母ベストパートナー、祖母ニジノムコウも厩舎ゆかりの馬たち。同師の思い入れのある血統で、大一番に臨みます。
<JRA所属馬の紹介>
■フィンガー
*JRA 田中博康 厩舎 牡3歳
*成績 6戦2勝2着4回
*重賞タイトル
ブルーバードカップ(JpnIII)(2026)
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デビューから6戦して2勝2着4回と連対率100%の安定した走りが続いています。勝ち星はいずれも1800mで、初勝利を挙げた3歳未勝利では逃げて後続に1秒9差。続くブルーバードCでは外4番手から進めて直線での競り合いを制し、重賞初挑戦Vを飾りました。前走の京浜盃はロックターミガンに及ばず2着でしたが、再び頂点を目指します。
■リアライズグリント
*JRA 矢作芳人 厩舎 牡3歳
*成績 5戦2勝2着3回
*重賞タイトル
雲取賞(JpnIII)(2026)
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デビューから3戦連続2着でしたが、前々走の3歳未勝利では後続に6馬身差をつけて待望の初勝利。続く前走の雲取賞では勝負どころで早めに進出して直線で抜け出し、初タイトルを獲得しました。連勝の勢いそのままにJpnⅠ獲りへ!なお、母マドラスチェックは2020年のTCK女王盃などを制したダートグレード競走にゆかり深い馬です。
■ロックターミガン
*JRA 石坂公一 厩舎 牡3歳
*成績 5戦3勝2着0回
*重賞タイトル
京浜盃(JpnII)(2026)
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デビューから3戦は芝で戦い、新馬戦を勝利。ラジオNIKKEI杯京都2歳Sにも挑戦しました。ダートに矛先を向けたポインセチアSでは果敢にハナを奪い、そのまま押し切りV。前走の京浜盃では4コーナーで先頭に立ち、直線では後続を寄せつけず3馬身差をつける完勝でした。負けなしのダートで、重賞連勝への期待が高まります。
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