巨人・大勢が9日ぶり登板で連敗ストップに貢献 祖父の直電「気合や!」で奮起
おじいちゃんから闘魂注入!! コンディション不良で登板回避が続いていた巨人・大勢投手(26)が5日、ヤクルト8回戦(東京ドーム)の1点リードの八回、4月26日以来9日ぶりに登板し、三者凡退の好投でチームの連敗を3で止める3-2での勝利に貢献した。今カードを前に兵庫・多可町の実家で暮らす80代の祖父・八五郎(やごろう)さんから、「最近お前に足りてないのは気合や!!」などと電話で〝愛のムチ〟を受けたことを明かした。 【写真】イチローが「化け物」と評価した巨人の選手 こどもの日に、剛腕セットアッパーは少年時代の恩人を思い浮かべていた。八回、大勢は武岡を3球三振に斬って三者凡退に決めると、雄たけびを上げてグラブをたたいた。情熱の投球でチームの連敗ストップに貢献した。 「昨日、おじいちゃんから電話がかかってきて『最近、お前に一番足りていないのは気合いや! ふぬけている。だからコンディションを悪くしている。もっと腹を据えて投げろ』と。きょうは気合だけ入れて向かっていきました」 4月29日の広島戦から、ベンチメンバーに登録されながらも登板回避が続き、遠征にも同行せず調整した。臨戦態勢に戻った5月4日の今カード初戦の朝、祖父・八五郎さんから着信があったという。 「めったに電話をかけてこないけど、多分心配していたと思う。マウンドに上がっても言葉を思い出しながら、腹をくくって投げました」。最速155キロの直球に気迫を込め、2三振を奪って今季8ホールド目。復活をアピールした。 大の巨人ファンという祖父は〝おじいちゃん子〟だった大勢の恩人だ。自宅の裏に打撃ケージを作ってくれたり、中学で硬式野球を始める際にグラブを買ってくれたり、高校野球観戦に連れて行ってくれたりして育てられた。最近でも「タイガース戦の前によく電話をかけてきてます。森下とテルさん(佐藤輝)は歩かせろって」と明かし、報道陣の笑いを誘った。 阿部監督は「問題なく投げられているので安心しました」と目を細めた。昨季、球団記録を更新する46ホールドを記録した右腕の復帰は、2.5ゲーム差で2位ヤクルトを追うチームにとって何よりも頼もしい。大勢の気合は八五郎さんにも届いたはずだ。(谷川直之)