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FF14新米冒険者日記2

今日もエオルゼアへと冒険に出かけた。
一緒に始めた友人は遅れてログインするとのことだった。

「今のうちにメインクエストを進めて友人のレベルに追いついてしまおう」

そう意気込んだのも束の間。
やはり僕はパンツ一丁で採掘をしていた。

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採掘を始めて10分。
採掘レベルは順調に上がっていったが、目当ての"骨片"が見つからない。

改めてクエストを確認するとギルドマスターから「ザル大門から出て採集しろ」とのお達しが。

「なるほど、採掘場所が違ったのか」

──ところがザル大門から出ても近くに採掘場所は見つからず、あるのは"関所"のみ。

強そうな門番に話しかけると「この先の敵は強い、死にたくなければ近づかないことだな」とのことだった。

…この門番の言い分もわかる。
だが冒険者が冒険せずして何をする。何より屈強なルガディンとしての誇りが後退を許さなかった。

きっとこの先に採掘場所があるに違いない。僕は勇気の一歩を踏み出した。

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目が覚めるとウルダハだった

話しかけようとした人間に襲われたのが最後の記憶だ。どうやらこの世界の敵はモンスターだけではないらしい

だが、それだけ分れば十分だ。警戒さえしていればもう人間に殺されることはない
てかパンツ一丁じゃなきゃ多分ギリ耐えてた

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関所の先の敵はかなり強かった。できればもう行きたくない。
他に採掘場所の手がかりがないかメニューをうろうろしていると"採集手帳"なるものがあった。

採集手帳を覗いてみると骨片の採集場所も記載されていた。
その場所を確認し、あることに気がつく。

──おいこれナル大門から行った方が近えじゃねーか

こうして採集手帳の使い方を覚え、骨片の採集に成功した僕は採掘師としてまた一歩成長した。

僕の採掘師ライフはここから始まる。

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突然だが、採掘師を引退することにした

骨片を採掘ギルドのマスターに届けた際「どうかしら、目当ての採掘場を見つけるのに苦労した?」と言われ腹が立ったからだ。
どうやら間違った情報を流してしまった事を謝罪する気はないらしい

こんなふざけた上司の元では働けない

それにそろそろメインクエストをやらないと友人に愛想を尽かされてしまう

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メインクエストを確認するためにジャーナルを開くと、何やら興味深いサブクエストを受注している事に気がついた。

「ゴブリンビュートの居住区で家を買おう」
的なことが書かれたクエストだ

このゲーム、"結婚ができる"とは聞いていたが、ゲーム内で家まで買えるとは驚きである。

早速、ゴブリンビュートに足を運んだ。

──おお……これはすごい、FFシリーズでたまにある美しい居住区そのものだ。
晴天の空の元に並ぶ綺麗な家々。しかもこの土地を買い取って自分のものに出来る上、ハウジングも出来るだと

自分がハウジング好きということもあり、とりあえず空き家を見つけて買ってみることにしよう

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私は敗北した

そもそも空き家が全然ない。ようやく空き家を見つけるも、値段を見てびっくり仰天。

【3,000,000ギル】

僕の所持金は2000ギルだ。
あんなに節約してたのに…。たしかに最近はこっそりチョコボタクシーを利用することもあったが、それにしたって高すぎる。

FATE1回あたり18ギルしか稼げない僕には想像もつかないぐらいの大金だ。

仕方ない、家は一旦諦めよう

それにそろそろメインクエストを進めないと本当に友人から愛想をつ

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裁縫ギルドに就職した。

この裁縫とかいうクラフトシステム、シンプルながら奥深い。今は簡単に作れるものばかりだが、将来かなり難しいクラフトが要求されるはず…と、僕のゲーマーとしての勘がささやいている。

だが、楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、裁縫士レベルがメインジョブに追いついてしまったので別のクエストを渋々進めることにした。

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メインクエストを少し進め、ホライゾンという集落に着いたあたりで僕は友人が昨日言い放ったある独り言をふと思い出した。

「園芸士?なにこれ、FFの世界なのに地味すぎない?探してるのは魔法使いなのに…」

──園芸士

農業とかが出来る職業かもしれない。ゲームに置ける農業は至高だ。これこそが採掘師をやめた僕が就くべき職業なのでは。

急いでウルダハの街に戻って"園芸士ギルド"を探してみるも、全然見つからない。採掘士ギルドがあるなら園芸士ギルドもどこかにあるはずなのに。

しばらく街中のエーテライトを点々とし、探し回るが、やっぱり見当たらない。

──もしや、この街にはないのか?

たしか裁縫ギルドのマスターが「このウルダハという街は裁縫の品質が高い事で交易で優位に立っている節もある」と言っていた。
つまり、裏を返せば"街ごとに特色がある"という事だ。

──よし、グリダニアを目指そう。
すまん、友人。今日はもうメインクエストを触れそうにない

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グリダニア…グリダニア…グリダニア…

地図を広げてみるも全く見つからない。地図操作がおぼつかないせいもあるが、それにしたって見つからない。

だが、友人は徒歩で合流してみせた。絶対にどこかにあるはず。
とにかく歩きまくろう。

途中立ち寄った漁村で「モンスターからルアーを取り返して」と頼まれ、「釣り竿がもらえるなら」と、依頼を引き受けるも最終的に釣り竿はもらえなかった。

FF15の釣りコンテンツは神だった。早くこの世界でも釣りがしたい

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遠征先のクエストを解決しながら北を走り回っていると、ホライズンの先を抜けた野営地で別の街の情報をついに得た。

「この先を抜けると帝国がある」

小一時間走り回り、ようやく掴んだ街情報。

"帝国"というぐらいだからきっとデカい街に違いない。僕は胸を躍らせながら野営地を駆け抜けた。

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目が覚めるとウルダハだった

Lv46の門番に追い回されてることに気づいたのは帝国の門を抜けてからだった。
そういやこのゲーム、人間も襲ってくるんだった。

まさかこの短時間で2度も人間に殺されるとはな。

冷静に考えてみればFFシリーズにおける帝国は大体"悪"だ。配信もせずにボーッとプレイしているとこういう凡ミスが多発する。

ここまでで3時間ほど。
ほぼ何の成果も上げていないのにふんわり楽しい。やはり危険なゲームだ

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ほどなくして友人が合流した。

一応僕のレベルは20となっていたため友人と冒険に出かけることは可能だったが、僕は園芸士になりたくて仕方がない。

早速、ウルダハまで迎えにきてもらうことにした。

友人と合流し、グリダニアまでの道案内をしてもらっていて驚いた。

──なんて険しい道なんだ

道中はLv30を超える獰猛なモンスターで溢れかえっていた。
「流石にこんな危ねえとこは通らねえだろ」と、僕が一番最初に選択肢から外した道を友人はずんずん進んでいくのだ。

こいつ、エオルゼアでどんな冒険してんだよ

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5マップ遷移ぐらい挟んでようやくグリダニアに到着した。こんなに遠い街だったとは…。
どうりで地図を見ても中々見つからないわけだ

グリダニアは自然に囲まれた大樹の街だった。僕の出身であるウルダハは石作りのいわゆる"The 街"だったので、とても新鮮。

この街の土地柄を見て周り、友人がなぜ危険な道を歩む破天荒な冒険者なのかわかった気がする。
グリダニアは言うならばド田舎。

友人は生粋の"田舎っ子"だったのだ。
アニメや漫画でも大体の田舎っ子は冒険心が強い上に常識はずれだ。

道案内してくれた友人に感謝を述べ、園芸士ギルドの依頼を受ける。
内容は「良木を見つけて切ってこい」とのこと。

一応、友人に戦闘以外に興味があるのか尋ねたところ「好きなゲームは牧場物語」と言っていたので、ファーム自体はむしろ好き寄りらしい。

だったら一緒に園芸士クエストを進めようじゃないか

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エオルゼアの地に降り立って初めて一緒に進めるクエスト。特に協力要素があるわけではないが、あーだこーだ言いながら作業するのは新鮮で楽しい。

それにグリダニアの土地勘がない僕にとって友人の道案内は心強かった。

ただ、友人はとにかく道なき道を進む。どれだけ落下ダメージを受けようが猪突猛進しかしないイノシシのような奴だったため、何度も見失った

それに加えて、見当違い道へ得意げに案内してくることもあり、高レベルモンスターに気づいたら囲まれていて何度か危険な目にも遭った

だが実際には助けられたことの方が多かった。特に友人の"テレポ"だ。このゲーム、パーティメンバーのテレポにただ乗りできるらしく、友人のおかげで一銭を払わずに目的地まで瞬間移動ができた。とても助かる。

とにかく節約する僕に対して、友人は時短のためなら豪快に便利な機能を使うタイプだ。
この精神は少し見習いたい。

欠点として、友人は文字をほとんど読まない。なので、そこらへんは僕が短くまとめて友人の知識を埋めることにした。ある意味の等価交換だ。

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園芸士クエストを進めているうちに、あることに気がつく。園芸士は、木を切るだけでなく草も刈れるのだ。
"草も刈れる"というのが今の僕にとってすごく重要だった。

──なんと、この刈った草が裁縫士のクラフト素材に使えるのだ。

そう、たまたま就いていた裁縫士と園芸士は繋がっていたのだ。
(ギルドマスター曰く、切った木の方は木工師とやらで利用できるらしい)

僕の想像通りなら、これはかなり沼の気配…

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数時間ほど寄り道をしながら遊んでいると、園芸士クエストの次の行き先に到達できず、キリが良かったので園芸士レベルがお互い20になったところで解散とした。

しんじ レベル21
友人 レベル26

レベル差は少し埋まってきたが、通話を切り、ログアウトする直前に友人がやる気満々で僕の横を走り抜けた幻覚が見えたのだけが未だに気がかりだ。

引き続き無駄を謳歌するFF14ライフをじっくり楽しんでいくとします。

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