【JRバス関東】袖ヶ浦200 か 14-76

 平成16年式のいすゞKL-LV280L1改(いすゞバス製造)。称号は「L531-04518」で、館山支店所属。
 国際興業から移籍のいすゞエルガノンステップバスで、V8エンジンを搭載している。登録番号は「大宮200 か 10-96」、社番は「5020」で、さいたま東営業所に配置された。
 令和3年に移籍し、土浦支店へ配置され、「土浦200 か 17-89」となった。すぐに館山支店へ転属し、自転車ラックバスに改造された。前面に自転車を2台積載できる。ナンバーが移設されている。自転車ラックバスは千葉県はもとより、JRバス関東で初めて導入された。車内に持ち込む仕様よりも、座席定員が減らないメリットがある。
 令和3年3月から洲の崎線(館山駅〜西岬〜相の浜)で運行を開始した、洲の崎線は道路事情が良く、末端部は利用者が少ないためであろう。積載料金は自転車1台あたり100円だ。
 JRバス関東や館山市観光協会のホームページによると、自転車を載せられる停留所は、館山駅、渚の駅たてやま、休暇村館山前、安房塩見、伊戸漁港、布沼大石弁天、花の道藤原、相の浜となっていた。ただし、どちらも情報が更新されておらず、現在は洲の崎線の相の浜停留所は廃止されている。
 5両改造されたが、2両は廃車となり、現在は3両在籍している。運用は決まっていないが、JRバス関東のホームページには「運行時刻など詳細につきましては、館山支店までお問い合わせください」となっており、前日までに館山支店に電話予約すれば、運用を合わせてくれるのかもしれない。
 なお、ジェイアールバステックが運営する館山駅売店で、レンタサイクルを受け付けている。とはいえ、組み立て式自転車であれば、マイカーを利用するだろうし、JRバスエリアには筑波鉄道廃線跡のように、サイクリングロードが整備されているわけではない。買い物や通学生などもあまり利用していないようだ。宝の持ち腐れとなっているのは残念である。
 関東鉄道が受託するつくば市コミュニティバス「つくバス・北部シャトル」のように、あらかじめダイヤを決めておき、「○時○分の便は自動車ラックバスで運行」と時刻表に掲載すればよい。
 もっとも、洲の崎線自体の利用者が減少し、末端部の廃止や相次ぐ減便により、自転車ラックバスどころではないだろう。自転車ラックバスは3両ともいすゞKL-LV280L1改なので、早い時期に姿を消すと思われる。
DSC_1823.JPG↑自転車ラックが装着された「L531-04518」。撮影日は南房州本線(館山駅〜安房神戸〜安房白浜)で運用されていた(安房白浜)

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