公園の「豪華列車レストラン」が営業開始 前市長2億円投入、市民の世論割れる
東京都内の公園で、幻の豪華列車が展示され話題となっています。 先週末からはレストランとしての営業も始まり、新たな観光スポットとして注目される一方、税金の使い過ぎだと批判する声も上がっています。 【画像】日本の豪華客車の先駆けとして誕生、全国駆け巡った「夢空間」
多額の税金使われたことで議論に
鮮やかな緑と赤が目を引く、レトロな雰囲気の車両。かつて日本の豪華客車の先駆けとして誕生し、全国を駆け巡った「夢空間」が、東京・清瀬市の新たなランドマークとしてよみがえりました。 列車を見に来た人 60代 「鉄道文化財はわりとなくなってしまうのですが、公共機関が保管してくれると大変ありがたいですね」 2日からは、現役当時の姿を再現した車内で、レストランの営業が始まりました。 当時のメニューを再現した料理のほか、地元の食材を使ったメニューも用意されています。 利用客 「スープとビーフシチューとデザートがありました。平成とかバブル期の雰囲気を感じました」 利用客 「チョコレートタルトと、ご当地サイダーなど。すごく豪華だった」 しかし「夢空間」を展示するため、多額の税金が使われたことで、議論が起きています。 地元市民 「私は、そんなに賛成してませんよ。これを撤去するのもお金かかるし、ちゃんと経営してくださいね。ただ、それを税金で賄うことはやめてください」 3月に当選した原田ひろみ新市長(50)も市長になる前に、次のように話していました。 原田新市長(Xから 当選前) 「(夢空間を)運び込むのと修復作業、そして屋根やレールをつけるために、合計2億1800万円もかけて整備をされました。皆さんの税金の使い方としていかがなものかと、その声をいっぱいいただいております(※都の助成金やクラウドファンディングも活用)」 その原田市長が、今後の方針を明らかにしました。
公園内設置…意見割れる
東京・清瀬市に合わせて2億円以上をかけて設置された豪華列車「夢空間」が物議を醸しています。 前の市長のもとで進められてきたこのプロジェクト。公園内に設置したことについても意見が割れています。 清瀬市に住む70代 「(夢空間が)来てしまったのは正直残念な感じ。子どもたちが遊べる空間になってほしかったので、これが来ちゃうとボール投げをしたり、なかなか難しいと思います。(車内のレストランで)大人がお酒を飲んでいたりするのは、違うのかなという感じ」 清瀬市に住む40代 「見た目もすごくかっこいいので、他の市の人たちも来てほしいですし、これからぜひ活躍してもらいたいなと思います」 市は公園内に子どもが遊べるスペースは十分確保していると説明。「夢空間」の車内で、読み聞かせイベントを行うことも検討しています。 原田市長は今後について、「レストランとして、また子どものための活用を図りながら、独立採算が可能なのか、精査する必要がある」とコメントしています。 (2026年5月5日放送分より)
テレビ朝日