石破前総理 自衛隊が「軍隊じゃないはまやかし。削除しないと安全保障の議論は絶対まともにならない」“戦力不保持”規定『憲法9条2項』削除を主張 憲法は改正すべきか・しないべきか 双方がデモや集会開催の中
■大阪で大規模な集会が開催
こうした中で迎えた5月3日の憲法記念日。「関西各地でもさまざまな集会が開かれました。 大阪市内で保守系団体「日本会議」などが開いたフォーラムでは、自民党や維新の会の国会議員らが9条の改正を主張。 【自民党 高麗啓一郎衆院議員】「憲法9条を改正して、毅然(きぜん)とした外交は行える国にしていきたい」 一方、大阪の扇町公園では、護憲派が大規模な集会を開催。 【記者リポート】「大阪市北区では、公園を埋め尽くすほどの人が集まっています」
■参加者増える「戦争反対」デモ ペンライトを片手に声を上げ
様々な意見が渦巻く中、ことしならではの動きも。 【記者リポート】「JR大阪駅前に来ていますけれども、雨の中、9条改正反対を訴える多くの方で長い列ができています」 高市政権が誕生して以降、各地で行われるようになった「戦争反対」などを訴えるデモ。ペンライトを片手に、声を上げるスタイルが特徴です。 主催者によると、ここ最近、「デモの参加者は急激に増えている」といいます。 【デモ主催者の一人】「チラシを作るのも何千円とか、フラッグ作るのも何千円とかいうのも、自分たちでお金を出して」 中でも、女性や友人同士で参加する姿が目立ち、SNSをきっかけに、初めて来たという人も少なくありません。 【デモ参加者】「今までデモに行ったことは全くなかった。人間だけでなく小さい家族の命も関わってくるので」 【デモ参加者(親子)】「娘が大人になれないと思う。戦争が始まったら女の子だからとか、おばさんだからとかで、戦争に駆り出されない保証は何もないと思う」 【デモ参加者】「日本は(戦争に)参加も加担もしないでほしいと思っていて。今、反対できることを声あげていかないといけない」
■「2項は削除しないと、安全保障の議論はまともにならない」
戦争反対を訴える声が強まる中、なぜ自民党は9条の改正を目指しているのか。 取材班が話を聞いたのは石破茂・前総理。過去には防衛大臣も歴任しました。 なぜ9条の改正が必要なのか問うと… 【石破茂前総理】「世界有数の防衛費を使って、最新鋭の戦闘機、戦車をはじめとする車両、護衛艦群。『これは軍隊じゃありません』と言っているわけですよね。それ一体なんなのって普通思いませんか。 必要最小限度=戦力じゃない=軍隊じゃないって、それはまやかしです。(戦力不保持の)2項は削除しないと、安全保障の議論は絶対まともにならない」