呼び名の意味
初投稿です!
おかしな部分があるというか
ありまくりだと思いますが、
読んで頂けると嬉しいです!
追記:読み返して文章の幼稚さに泣きたくなったので大幅修正しました。
内容は全然変わってないのでご安心?下さいm(_ _)m
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銀色の子供が木にもたれかかっている。 その子供-銀時-は額に怪我をしていた。
「いってぇ…いったん川で血を落としてぇな…。けど…」
銀時が渋るのには2つの理由があった。
まず1つ目は、髪と目の色を理由に銀時を怪我をさせた、同じ年位の子供たちに追われているからだ。 銀時に怪我をさせた子供たちの武器は 『そこら辺にいくらでも落ちている ただの石ころ』だ。 だか威力は子供の力でもかなりのものである。 銀時からしてみれば反撃するのは簡単だ。 …相手を殺すことだって簡単にできる。 だが銀時は松陽に迷惑をかけたくないという理由で反抗しないでいた。 よって銀時は逃げるしかなくなり、その時に子供たちが投げたうちの1つの石が銀時の額に当たってしまったのだ。
そして二つ目の理由は、意識がはっきりしないからだ。 どうやら石のあたりどころが悪かったらしい。ためしに立とうとしたが、ふらついて結局また座り込んでしまった。 折角あの子供たちをまけたのにこれではいずれ見つかってしまう。
遠かった子供たちの声がだんだん近づいてくる。 だか逃げようとしても体が言うことを聞いてくれない。
「そろそろ、みつかっちまうな…。こんなことになるなら…さいしょから、はんげきすりゃよかったな…」
すこし前まではためらわなかったのに。
「俺……は…」
…弱くなっちまったのかな
その言葉は最後まで言えずに、銀時の意識は闇に包まれた。
* * *
『鬼子』
『忌み子』
『屍を喰らう鬼』
いつもそう呼ばれてた。どこに行ってもそうとしか呼ばれなかった 。
『銀時』
だが最近、気づいたらそう呼ばれることが多くなっていた 。松陽とかいう人間に出会ってからは。
だからだろうか?
『鬼』と呼ばれるたび、 胸が痛くなるのは。『銀時』と呼ばれるたび、 胸が温かくなるのは。
* * *
目が覚めると、見知らぬ部屋にいた。 慌てて飛び起き、周りを確認する。
「ここは…いったい……って俺の刀!」
銀時は慌てて探す。刀は枕元に置いてあった。
「よ、よかったー…」
銀時は刀を握りしめ、今度はしっかり辺りを見回す。そこは見知らぬ小屋の中だった。銀時の下には布団が敷いてある。ふと、気を失う前のことを思い出し、銀時は怪我をしていた頭に手を当てる。そこには包帯が巻かれていた。
「ってことは誰かがてあてしてくれた? わざわざこんなとこにはこんでまで?この鬼の俺を? なんで──」
「おっ気づいたか!」
銀時は驚き、慌てて声のした方から飛び退く。 部屋に入ってきたのは若い男だった。
「そんなに警戒せんでも…。俺は医者だよ。 お前さんが倒れてるの見つけてここで手当てしたんだ」
医者を名乗る男は笑いながら言った。
「ほらほら!さっさと布団戻れ!ほかに異常がないか診るから!」
銀時は刀を持つ手に力をこめる。
この男から殺気は感じられなかった。安心は出来ないが、とりあえずは大丈夫らしい。そして、いざとなればこの男はいつでも斬れる。そう判断し、銀時は警戒しながらも渋々布団に戻った。大人しくなった銀時を男は診察する。
「うん、もう大丈夫みたいだな。良かった良かった!何があったかは知らんが、もう怪我しないようにな。
『小鬼君』」
男の最後の言葉を聞いた瞬間、銀時は周りの音すべてが遠のいたように感じた。そしてそれと同時に、銀時は何故か胸の辺りが痛くなった。
「ねぇ…。えっと…お医者さん?」
「ん、なんだ?」
「なんで俺のことたすけたの? …なんで俺が鬼だってわかってて、たすけたの?」
銀時は胸が痛む理由を聞こうとした。だがうまく言えず、結局別の疑問に思っていたことを聞いた。銀時の問いに、男は微笑みを絶やさずに答えた。
「そりゃあ、お医者さんだからな。当たり前さ」
「お医者さんは鬼もたすけるのか?」
男は少し困ったような笑みを浮かべた。
「…お前さん、自分で自分を傷付けて楽しいか?」
「……え?」
銀時には男が言った言葉の意味が理解できなかった。
「そんなんじゃ、その胸の痛みはいつまでたってもとれんよ」
銀時は驚き、男から1歩身を引く。
「……なんでわかんの?」
銀時は無意識のうちに胸を強く押さえ、いつのまにか叫んでいた。
「…なんでわかんだよ!?…なんでしってんだよ!?だったらなおしてよ!お医者さんなんだろ!?」
男は黙って銀時の言葉を聞いていた。
「松陽いってたよ!お医者さんはいたいのなおしてくれる人だって!だったらなおしてよ!それとも、俺が鬼だから…鬼だからなおしてくれないの!?」
男は優しげな笑みを浮かべる。
「その痛みはな、お前さん自身が気付かなきゃ治らんよ。そうだな……」
男は銀時に目線を合わせ、銀時の頭に手を置いた。
「沢山の人と関わりを持て。俺から言えるのはそれだけだな」
銀時には訳が分からなかった。銀時は男の手を払い除ける。
「おいどういうことだよそれ!いったいどういう──」
その時、外から見知った声が聞こえてきた。
「おーい!銀時ー! どこだー!」
「チッ……たく、銀時のやつ、 どこいきやがったんだ」
「おーい!銀時ー!!」
「ってヅラ! んなとこにいるわけねーだろ! 真面目に探してんのか!」
銀時が同じ松陽の元で学ぶ二人の声を聞き、呆然としていると、突然男の笑い声が部屋中に響いた。男は腹を抑えて大笑いしながら銀時に言う。
「お迎えが来たようだな!じゃあ『小鬼君』、お大事にな!」
結局、男が何を言いたかったのか銀時にはわからなかった。銀時は次第にあの医者のことを忘れていった。