中国の交換留学が一部で停止 渡航直前で断念「人生変わってしまう」
日中関係が悪化した昨年11月以降、両国の大学間の協定に基づく留学プログラムが一部で停止している。朝日新聞の調べでは、中国の複数の主要大学で日本への交換留学などを取りやめたことが判明した。高市早苗首相の台湾有事に関する国会答弁から7日で半年。日中関係改善の兆しは見えないままだ。
中国政府が指定する重点大学のうち、朝日新聞が関係者から聞き取りできた27大学では、21大学で日本への交換留学などを停止する意向を示した。6大学は通常通り派遣する方針だという。
中国教育省は2025年11月、中国国民に日本への留学を慎重に検討するよう呼びかけた。高市氏の答弁への対抗措置とみられる。派遣を停止した大学のほとんどがこうした要請や「国際環境の影響」を理由にしているが、「当局の意向を忖度(そんたく)した結果」(園田茂人・東京大学特任教授)との指摘もある。
日本から留学生を派遣できない状況も
復旦大学(上海市)の関係者によると、「日本留学を推奨しない」として4月から始まる新学期での派遣を停止。北京林業大学も「日本留学に応募する学生にやめるように勧め、その後は応募がなくなった」として新学期の派遣を取りやめた。既に学生が応募していた分は派遣する一方で、今秋の派遣を停止するとした大学もある。
日本の大学では、北海道大学…
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- 市原麻衣子一橋大学大学院法学研究科教授視点
昨年11月から中国政府が日本に対して行っている一連の制裁では、日本よりも中国人に対して打撃を与えているケースが散見される。日本への渡航自粛の呼びかけは、中国の旅行会社や、中国人旅行者が日本で用いる各種サービスの提供を行っている在日中国人系企
2026年5月4日 13:49