なるほど……。ちなみに、原和之氏の指導教員は小林康夫氏だったのですが、その小林氏から、私は「研究に向いていないから辞めた方がいい」といった趣旨のことを言われたことがあります。
さらに、同じく小林氏を指導教員にもつ千葉雅也氏からも、個人的感情にあふれた査読コメントを受けたことがあります。またさらに酷いことに、千葉氏は査読者ではなかったにもかかわらず、編集委員会の名目で私の論文に対して不満を述べてきたこともありました。
くわえて、千葉氏は、原和之氏と私について情報交換をしていると、わざわざ私に直接伝えてきたことがあります。研究者共同体では、噂話や評価情報が完全に遮断されることは現実にはないにせよ、それを本人に伝えることは、「あなたについては裏で共有されている」という圧力でしかありません。
要するに、「師弟共同体ネットワーク」が情報交換をしつつ、特定の若手研究者を潰そうとするという現象が実際にあるということです。とりわけ、フランス系思想研究のように分野が狭い領域では構造的に起こりやすい。