【首都大学リポート】日体大のプロ志望左腕・西平晴人の持ち味とは何か
課題の制球力を克服
エースの馬場拓海(4年・福岡大大濠高)が下半身のコンディション不良によって数週間の離脱となり、久々に先発のマウンドに上がったこの日の城西大2回戦。2回に先制点こそ許したものの、連打は許さず。5回裏に高橋賢臣(4年・西高)のタイムリーで勝ち越すと、直後の6回表には一死一塁の場面で146キロのストレートを投げ込み、狙い通りのセカンドゴロでダブルプレー。 「元々、自分はゴロを打たせるタイプなので、ゲッツーがほしい場面でとれてよかったです」。140キロ後半のストレートを見せつつ、120キロ台前半のカーブを決め球に使って三振も5個。6回を投げ終えたところでマウンドを譲ったが、6安打1失点の好投。課題だった制球面も四死球1。「カウントをしっかりとつくっていくことをテーマにしていました」。 試合は7回から登板したマーガード真偉輝キアン(4年・星稜高)が無失点に抑え、3対1で城西大を下して1勝1敗のタイとしている。西平にとっては昨春以来となるリーグ戦での白星となり「反省するところはもちろんあるのですが、勝利投手になれたことは素直に喜びたいです」と笑顔を見せた。 秋にはプロ志望届を提出する予定で「この春はしっかりとアピールしたい」と西平。「真っすぐには自信があるので、あとはロングイニングも投げられるように完成度を上げていきたい。そして、チームは日本一が目標なので、優勝を目指すなかで個人タイトルもとることができれば」と目標を語った。154キロを投げられるサウスポーは貴重なだけに、今後も西平の動向から目が離せない。 取材・文=大平明
週刊ベースボール