慶大・広池 西武球団本部長の父に贈る今季初勝利 6回“18人斬り”1安打無失点
◇東京六大学野球第4週第2日 慶大9―0東大(2026年5月3日 神宮) 2回戦2試合が行われ、慶大は9―0で東大に快勝し、勝ち点3へ伸ばして首位を守った。最速153キロ右腕・広池浩成投手(4年)が8奪三振で6回を1安打無失点に抑え、3季ぶりの通算3勝目を挙げた。 【写真あり】WBCで来日した“奇跡の美少女” 渋谷でのプラベショット 復活を印象づけた。慶大・広池は二塁すら踏ませなかった。許した走者は4回1死からの右前打だけ。それも盗塁死でいなくなり、6回69球で打者18人を片付けた。 最速150キロの直球を軸に変化球も効果的に使って8奪三振。昨秋は右肘の故障で離脱し、24年秋の立大2回戦以来の白星をつかみ、「やっとチームに勝ちを持っていけてうれしい。もっと投げたかった。力感なくスピードを出すこととコマンドがうまくできた」と充実感に包まれた。 4月12日の立大2回戦では先発で今季初登板し、2回1/3で4安打を浴びて4失点。上田誠コーチのもとフォームを見直した。同26日の明大2回戦では救援で3回自責点なしの復調。堀井哲也監督は「2戦目の先発が課題だった中でよく投げてくれた」と称えた。 父・浩司氏は西武の球団本部長。投手だった広島の現役時代には2軍本拠地・由宇で一緒にランニングしたこともある。父の背中を追い、「次のレベルで野球を続けたい」と見据えた。(片山 和香)