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Conversation

今週のXを眺めていると、何かが静かにおかしい。 中東の緊張、食料品の値上がり、電気代。どれも他人事では済まない話のはずです。なのに、それを問う声がタイムラインからほぼ消えている。 「GWだから」で片付けるのは簡単です。でも、今年の数字は少し違う重さを持っています。インテージの調査によると、GWの予定「なし」と答えた人が41.2%と過去4年で最多になりました。予算は前年比で約5%減。理由の半数近くが「物価高・円安」を挙げています。 つまり、暮らしに直結した不安は確実に存在しています。それでも人々はニュースから目を逸らし、非日常へと逃げ込もうとしている。 これは怠慢ではないと思います。毎日押し寄せる過激な情報、解決の見えない問題の連続。そこから生まれる「何を見ても何も変わらない」という感覚が、関心そのものをゆっくりと溶かしていく。 問題なのは沈黙ではなく、沈黙が常態化することです。社会の設計上の歪みは、声が届かない静寂の中でこそ深まります。 休暇が終わったとき、あなたはまたタイムラインに戻りますか。それとも戻ったとき、見える景色は変わっているでしょうか。