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”サル”汚職事件 米子市議会議員 稲田淸容疑者を受託収賄の罪で起訴 サルを飼育する公園の指定管理業者の元役員も在宅起訴 鳥取県米子市 

2026年4月28日 18:57
”サル”汚職事件 米子市議会議員  稲田淸容疑者を受託収賄の罪で起訴 サルを飼育する公園の指定管理業者の元役員も在宅起訴 鳥取県米子市 

米子市の湊山公園のサル飼育管理をめぐる贈収賄事件に動きです。
鳥取地検は4月28日、受託収賄の罪で米子市議会議員の稲田淸容疑者を起訴しました。

おととし9月。

米子市議会議員 稲田淸被告
「9から始まって50まで来たから半分の25くらいがいいんじゃないかとか、人間思いがちですけど、ここは専門家の意見を 交えて、頭数をまずは減らす必要があるんだということを思います」

米子市議会でサルの頭数について発言する男。
受託収賄の罪で28日に起訴された米子市議会議員の稲田淸被告です。

起訴状などによりますと、稲田被告はおととし6月、米子市の湊山公園で飼育されているサルの頭数を減らすよう議会で発言する見返りに、指定管理業者から現金100万円を受け取った受託収賄の罪に問われています。

また、稲田被告に100万円を渡した贈賄の罪で湊山公園の指定管理を行う辻工務店の元役員の男も在宅起訴されました。

鳥取県警によると、2人は稲田被告の子供と元役員の男の孫が同じ学校に通っていた関係で、稲田被告と元役員の男の長男は長年つながりがあったということです。

その後、2020年の秋頃、稲田被告が湊山公園の指定管理事業について元役員側に紹介。

2023年頃からは事業の関係について、稲田被告と元役員の男で直接やり取りをするようになったとみられています。

また、湊山公園のサル舎の管理を巡っては管理を始めた2021年4月から辻工務店を含めた事業体側が「サルの頭数が多すぎて大変だ」という認識を持っていて、米子市の担当者に削減の要望を出していたことが新たに分かりました。

その後も、飼育に関する問題は解決されず、このサル舎からは2023年から3度に渡ってサルが脱走。

この時期以降、稲田被告は米子市の担当課に議会での発言以外にも複数回、サルの削減に向けた働きをかけをしていたということです。

稲田被告の議員としての任期は6月末まで。

米子市議会では27日の臨時会で稲田被告に対する議員辞職勧告が可決されましたが、稲田被告側の対応はこれまでに無いという事です。

鳥取地検と鳥取県警は2人の認否について明らかにしていません。

また、元役員の男が代表取締役を務めていた辻工務店は取材に対し「お答えしかねる」としています。

最終更新日:2026年4月28日 18:57
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