令和8年(2026年) 05/04・月
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三重・大台おおぞら高が開校式 旧領内小の校舎、120人祝う 通信26人入学

2026年04月28日(火) 15:57 7面
テープカットに臨む上瀬町長(右から3人目)、前田理事長(同5人目)、藤井校長(同6人目)=大台町小滝の大台おおぞら高で

 地域の歴史、未来へつなぐ

 三重県多気郡大台町小滝の旧領内地域総合センターを活用した通信制高校「みえ大台おおぞら高校」が25日、開校した。午前10時から開校式とセレモニーが行われ、生徒や関係者ら約120人が新しい学校の誕生を祝った。上瀬裕美町長は「地域の歴史と未来をつなぐ感動的な出来事」などと喜んだ。
 開校を巡っては町が2023(令和5)年、国内外で通信高校のサポート校「おおぞら高等学院」や、鹿児島県屋久島町で通信制高校「屋久島おおぞら高校」などを運営する「学校法人KTC学園」と基本合意を締結。これを受けて、旧領内小学校の校舎だった旧センターの施設を売却し、新校舎として改修した。現在、6月の完成予定で食堂兼宿舎棟も建設中。運営は新たに設立された「KTCみらい学園」が担う。同グループとしては、大台の高校は屋久島の高校に次ぐ2番目の通信制高校になる。
 今年、大台おおぞら高校には大阪府や愛知県を中心に25人の新入生と転入生1人の26人が入学したが、今後増える見込み。大台町の校舎では年1回、5日間にわたり町内の自然などを生かした対面授業を受ける。
 この日は生徒や学校関係者、地域住民ら約120人が出席。開校式では同校の前田和一理事長、藤井美由紀校長があいさつした他、上瀬町長などが祝辞を贈った後、関係者と生徒代表によるテープカットも行われた。
 その後、餅つきや校舎見学が行われ、地域の新しい学校と交流を深めた。
 上瀬町長は「この校舎は廃校となった小学校の校舎を活用してもらっている。生徒さんのきちんと学ぼうとする姿勢は大人顔負けで、生徒たちにわが町がどれだけインスピレーションを与えられるのか、と身が引き締まる思いでもあります。生徒の声が聞こえたり、先生方がいらっしゃる。地域にとってもにぎわいにもなる。お互いに成長できたらと思います」と開校を喜び期待を込めた。

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