「イルカに機雷装着し攻撃」イランが検討と米紙報道 冷戦時代に米ソが訓練事例も

4月27日、オマーン沖のホルムズ海峡に浮かぶ船舶(ロイター=共同)

米紙ウォールストリート・ジャーナルは3日までに、米軍による港湾封鎖に対抗するため、機雷を装着したイルカを米軍艦への攻撃に使用することを検討していると報じた。イラン当局者の話としている。実現性は不明。

報道は4月30日付で、当局者は潜水艦を含め、「これまで利用されていない兵器」の活用を模索していると語った。ホルムズ海峡はイルカの生息海域として知られる。

米中央軍は4月中旬以降、ホルムズ海峡の東側のオマーン湾とアラビア海に展開しイラン港湾を封鎖。イランは封鎖解除を繰り返し要求するなど焦りを募らせている。

英メディアによると、米国やソ連は冷戦時代、周囲の探知能力に優れる特性を生かして軍用イルカを訓練していた。2022年には、ロシアがウクライナ侵攻に伴って、クリミア半島の要衝セバストポリ港の入り口に軍用イルカを配置していると伝えられた。海中からの破壊活動に脆弱な艦船の護衛目的とされる。(共同)

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