浦和麗明―立教新座 3回2死から登板し、6回1/3を無失点の立教新座のエース筒井=UD上尾
浦和麗明
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立教新座
■戦評…投打で上回った立教新座がBシード浦和麗明を下した。
立教新座は三回に穂坂の2点右前打で逆転に成功すると、四回以降はエース筒井が相手打線を封じた。浦和麗明は守備の乱れから失点し、流れをつかみ切れなかった。
■投打で理想の形体現/立教新座
打線は活発、エースは無失点投球と理想の形を体現した立教新座が25年ぶりの4強入りを果たした。「今まで通りじゃ勝ち上がれない。きょうは思い切ってやった」と黒須監督。4月に就任したばかりの新監督が掲げる戦術と、選手個々の能力の高さが化学変化を起こしている。
エース筒井が圧巻の投球術を披露した。3番手として三回2死からマウンドに立つと、内外のコースに投げ分ける制球力で、九回まで三塁を踏ませなかった。「要所を締められた」と走者を背負ってもギアを上げて後続を断った。
打線は1―4と劣勢だった三回に打者一巡の攻撃で一挙4得点。2死満塁から逆転の2点右前打を放った8番穂坂は守備が売りの選手だが、「きょうは打ってやろう」といつも以上に気合が入っていたという。結果的にこれが決勝点となった。
先発野手全員安打の14安打で快勝し、勢いをつけて浦和学院との準決勝に挑む。主将の筒井は「自分たちでリズムをつくっていきたい」とチームの野球を貫くつもりだ。
■安定感欠き流れつかめず/浦和麗明
浦和麗明は守備での安定感を欠き、流れをつかむことができなかった。上空の風の影響でフライを落球する場面も多く、佐藤監督は「こんなにミスが出るチームではないんだけれど、もうちょっと対応したかった」と肩を落とした。
打線は11安打を放ったが、4得点。個々の打者は抑え込まれているわけではないが、つながりを欠いていた。指揮官が「なんとか最後にいい思いができるように」と言うように、この試合から課題を見直し、万全の状態で夏を迎えたい。