Next Stage
東海大相模・中村龍之介 後悔胸に豪腕から一発 大学進み「ドラ1」目指す
高校野球 | 神奈川新聞 | 2026年2月13日(金) 05:00
門出の春。今年もこの季節がやってきた。県内のスポーツシーンを彩り、新たなステージへと旅立つ「最終学年」のアスリートたちのこれまでと、これからを紹介する。
2年夏は甲子園で8強入りし、昨夏の神奈川大会では最多タイ3本塁打をマークした東海大相模の中村龍之介。高卒プロ入りも十分可能性があったスラッガーは「4年後にドラフト1位でプロ入りしたい」と即戦力を目指し、東海大へと進学する。
弾丸のような打球が横浜スタジアムの右翼席に突き刺さった。昨夏の神奈川大会決勝、中村が県内屈指の豪腕、織田翔希(横浜)から放った一発だ。
0-0の三回1死一、二塁。セオリーなら見送る3ボールからの4球目。「ここで勝負しなかったら、また後悔する。直球が来たら振ろうと決めていた」。東海は試合に敗れはしたが、その後の中村の語り草になるだろう鮮烈な3ランだった。
「また後悔する」-。中村がそう口にした背景は、2年夏に出た甲子園の準々決勝・関東第一(東東京)戦までさかのぼる。1点を追う九回2死二塁、一打同点の場面で坂井遼(現ロッテ)と対戦し、カウントは同じ3ボールとなった。