結論:これからのSEOアフィリエイトの勝ち筋の1つ 5/5
連載の5話目。最終回です。
ここまで4本で、AI時代の量産アフィパイプラインの設計図、技術的懸念の解消、期待値計算を書いてきました。
結論は前回に詳しく書きました。
つまり量産アフィは今でも技術的にも成立する。ただし期待値で広告運用に負け、資産性で独自資産事業に負ける。さすがにSEOアフィリエイトを20年以上やってきて飽きたというのもあるし、スケールしにくいビジネスモデルというのもある。
金融系で月間億を超える人もいた業界ではあるけど。私はそこまでいけなかった。いや、金融系のクライアントがあまり好きじゃなくやらなかったというのが正解かもしれない。
ということで、私は今のところ量産のSEOアフィをやる選択肢がない。
でも、SEOでもちょっと将来を見据えてチャレンジしてるサイトはある。いまSEO・コンテンツで今後勝っていけそうなのはどこなのか?
これを最終回、この記事で書いていきます。
海外のSEOの権威、Shepardの5特徴に立ち返り、量産アフィと独自資産事業の設計図を並べて、構造の違いを直視する内容。あわせて、Googleの公式情報をどこまで信じるか、という私の今までの経験からくる小話も入れていきたいと思います。
いま勝っているサイトの5特徴(再掲)
第1回で紹介した、Shepardの400サイト分析の結果を再確認。
5特徴中3つ以上満たすサイトの勝率:50〜69.7%
5特徴ゼロのサイトの勝率:13.5%。
この数字を、量産アフィと独自資産事業に当てはめてみます。
量産アフィの構造的な弱さ
量産アフィパイプラインを5特徴に照らすと:
製品・サービス提供:×(アフィなので他社商品を紹介するだけ)
タスク完了:△(情報提供のみ、購入ボタンはあるが他社サイトに遷移)
独自資産:×(中古ドメインとAI生成記事は資産にならない)
ニッチ特化:△(ロングテール狙いだがドメイン分散で散漫)
強いブランド:×(無名ドメインの集合)
5特徴中、量産型のSEOアフィで満たすのは0〜1個。Shepardの分布で言えば、勝率13.5%の領域。
つまり量産アフィは、Googleの「いま伸びている構造」とは完全に逆方向に振っている設計。だから前回示したように、生存率が低く、被弾リスクが構造的に高い。
これは「いまGoogleが評価しているもの」を理解せず、「いまGoogleの監視を潜り抜けるもの」だけを設計している、ということ。
短期的には成立する。長期的には削れていく一方。それが量産アフィの本質。
昔から自動化、超量産には目がなくて、全自動でサイトを構築してSEOで月間800万とか、ツールを動かすだけで稼げてた時期もありましたが、稼げば稼ぐほど寿命も短い。
自動ツールでインデックスさえさせられば稼げた時代もありました。
この20年、ずっとgoogleと戦ってきた(寄生してきた?)気がします。
googleとの闘いを振り返ってみると、被リンクスパム、コンテンツファームなどなど、これやるとペナルティと言う発表のあった手法。実は発表があったときがものすごく稼げてました。
が、ここにきて、SEOを見直すべき時が来たんです。5年前。
5年前、検索の時代は終わる。(正確にはSEOで稼ぐ時代が終わる)
神の啓示のように私のあたまにひらめいたんです。
まあ、アプデでサイトが飛んだだけなんですけどね。
その時から、アド運用に振り切ったんです。
それに、今は、AIO、AXO対策を・・と騒がれてるくらいだし、検索のパイもどんどん減ってるんで、SEOを辞めてよかったかなと感じています。
Googleの公式情報は、半分嘘
ここで連載通してのgoogleの検索に関して私の思ってることを1つ書いておきます。
私の友達とかにはよく話をしていましたが、Googleの公式発表は、半分は嘘だと私は思っています。26年やってきての肌感覚だけどほぼ確信してること。(以下、個人の感想なので他所でいわないように)
Googleの公式情報には3つのレイヤーがあります:
本当の評価軸(非公開)
建前の評価軸(公開する:E-E-A-T、HCU、コアアプデ説明など)
抑止のための情報(公開する:「やってはダメ」「ペナルティ」のシグナル)
実はこの中で狙うのは、3番目。この情報が実は最も情報価値が高い。
理由は単純で、Googleが「やってはダメ」と公式アナウンスするタイミングは、「現時点で効果がある」「これから対策する」「まだ対策できてない」と認識した時だから。
本当に効かない手法は無視される。アナウンスされた瞬間、それは「効く手法の存在証明」になってる。
その手法の寿命は短いものや長いものがあるけど、これはほぼ間違いない。
最近だと、みんなも聞いたことくらいあると思うけど、【間借りドメイン】。
これ対策しますよ。スパムですよ。ってずっと言ってます。数年前から言ってる気がしますが、まだ残ってますよね?
まさしく今が旬!(って、まあ全盛期ほどじゃないけど笑)
最近Serpを見てなかったので今、確認したらSEOが厳しいと言われてるキャッシングや金融系のワードでもごろごろいます。
まあ、稼げるでしょう。
でもそろそろかな。完全対策するのも。。という気もしています。
あとは、逆にgoogleが「これは検索順位に関係ありません」と完全否定された要素が、実際には明らかに効いてたりもする。descriptionしかり、タイトルの調整からのCTR上昇、滞在時間、ドメインエイジ、被リンクの質・量。Googleが「関係ない」と言うのは、操作を抑止するためで、本当に関係ないわけじゃない。
つまり、「やってはダメ」と言われたものほど、まだ効いてる。「関係ない」と言われたものほど、実は効いてる。
スパムペナルティにするよ?っていうのはまさしく今のSEOに重要な要素ってこと。
これが26年やってきた人間の、Google公式情報の読み方。
2017年の健康アップデートの時期からどんなものが評価されるのか?というのはずっと考えてて、最終的に行き着くのが1次情報のサイト。独自資産のあるサイト。
要はアフィリエイトサイトじゃないサイトってこと。
これ重要。テストに出ます。
アフィリエイトのためのサイトはgoogleに評価されない。価値のないサイトってこと。
逆にいうと、アフィリエイトじゃないキャッシュポイントを作ればいいってこと。そうなると今までのSEOアフィのサイトとはまったく違ったサイトになりますよね?
まあ、ここに行き着くまでに大量のサイトの屍がありますが…
GRCの死、Yahoo! JAPANの最後の砦
そういえば、最近、検索順位チェックツールGRCが2025年1月に死んだって事件がありましたね。
これ、Googleが「ツールアクセスを許容してた状態から、許容しない状態へ方針転換した」という話。Googleが「やめてください」と言い始めた時点で、それまではやれていた。
順位チェックは、SEO業界20年以上の歴史で誰もが当たり前にやってきた行為で、Google側もある程度は黙認してきた。それが2025年に一気に締め出された。
興味深いのは、Google本体(google.co.jp)が締まった後も、しばらくYahoo! JAPANや@nifty、BIGLOBE、livedoor、OCNなどのGoogle検索OEM経由では取れていたこと。これらは全部Google検索のOEMで、データそのものはGoogle本体と同じ。Googleが正面玄関を閉めた後も、OEMという裏口が10箇所近く残っていた。
それを全部、Googleが順番に塞ぎにきた。OEM先のレンダリング仕様まで揃えて、ツールアクセスを締め出した。
ただし注意点。これらのOEM先は、Googleの素データをそのまま出してるわけじゃない。ライセンスを受けて、自社の編集ポリシーで味付けする権限を持っている。Yahoo! JAPANはLINE関連サービスやマイベストをブーストしてるし、各OEM先も独自の優遇をしている。
だから、OEM経由で取れていた順位は、「OEM先味付け済みのGoogle順位」であって、Google本体の純粋な順位とは別物だった。
そしてGoogle本体が2025年1月に締まった瞬間、正確なGoogle順位を取得する手段は事実上消滅した。
これが意味するのは、Googleが自社の検索結果データに対する完全な支配権を取り戻したということ。OEM契約も含めて、Googleの意図しない形でのデータ利用は構造的に不可能になりつつある。
「Googleで圏外でも、Yahoo! JAPANや@niftyで上位を取れば?」と考える人もいるかもしれない。でも、これは構造的に無理。OEM先が優遇するのは自社サービスか資本関係のある提携先だけ。第三者のサイトを優遇する動機は構造的にゼロ。しかも、かつて存在した自社プラットフォーム(Yahoo!ジオシティーズ、@niftyホームページ、BIGLOBEウェブリブログなど)は、ほぼ全部終了している。
つまり、日本市場でGoogle以外の検索エンジンに逃げ場はない。Google一極支配。
実は、私もかれこれ10年くらい前だろうか。。
自作で順位チェックツールを作ってました。超高速な順位チェックツール。
これを実現するために分散サーバをものすごく借りてそこから順番に検索をたたく。かなり快適でした。
が…
仕様変更と連続アクセスへの取り締まりの厳しいこと。。
あまりに厳しくてGRCに乗り換えたという過去もありました。
google怖い
で、横道にそれましたが、量産アフィ戦略の「Googleの監視を潜り抜ける」も、本質的にはGRCと同じ戦い方。だから長期では必ず負ける。GRCが2025年1月に死んだのと同じ運命を、量産アフィも遅かれ早かれたどる可能性がある。
3語でgoogleが捕捉しない、気にしてないトラフィックだから延命されるとは思うが・・・・いつまで行けるの?
来月にはダメかもしれないし、10年後も残ってる可能性はあるけど…
独自資産事業の構造的な強さ
googleへのスパム的な量産アフィリに対して、独自資産をもつ事業を5特徴に照らすと、絵が一気に変わります。
オープンデータや独自集計データを核に置いて、AI分析で価値を加える設計の場合:
製品・サービス提供:◯(検索・分析サービスを提供)
タスク完了:◯(ユーザーが目的のものを見つけて行動できる)
独自資産:◎(公的データやライセンス済みデータ×AI分析。複製困難)
ニッチ特化:◎(特定領域に特化)
強いブランド:△(立ち上げ期だが、ドメインとデータの一意性が高い)
5特徴中、3〜4個を満たす設計。Shepardの分布で言えば、勝率50〜69.7%の領域。
しかも独自資産(大規模データベース)は、AIで安易に複製できない。Shepardが指摘する「他サイトが代替できない資産」の典型。
ここに、Claude Codeで生成する周辺記事——データの分析、地域別の解説、用語Q&A——が乗ると、Shepardの5特徴をほぼ全部押さえる構造になります。
結構探せは大量のデータを保有してる公式的なところっていっぱいあります。しかも公開してOKなもの。
これを使って独自の味付けをしてサイトにしていく。
これが今後主体になる可能性があると思う。
AIの書くコンテンツは、私が書くコンテンツと大差ない(若干私のほうが上)ではあるものの、ほとんど人間の優位性がなく、コストが100分の1とかそんなレベル。今はもう1次情報以外には価値がない時代になったと感じます。
実際知りたいことがあったらAIに聞けばいい。検索するまでもないんですよね。
大事なところなのでもう一度。
今は1次情報以外のコンテンツにほとんど価値はありません。
残念ですが、ネットで稼ぎたいなら事実として受け止めたほうがいいです。
量産アフィのスキルを「独自資産事業」に転用する
というところで、このまま投げっぱなしもあれなので、量産アフィが厳しくなっていくならどうしたらいいのってのを少し深堀したいと思います。
量産アフィで磨かれる技術スキル——Claude Code+ルールファイルの構築、テンプレ自動生成、独自データの記事化、品質管理validator、公開スケジューラ——このあたりのスキルは、そのまま独自資産事業に転用可能。
具体的には:
量産アフィのコンテンツ層 → 独自資産事業の周辺記事生成エンジン
量産アフィのvalidatorとWRITING_RULES → 独自資産事業の品質管理フレーム
量産アフィのテンプレローテ → 独自資産事業のページタイプ別テンプレ
量産アフィの監視層 → 独自資産事業の流入分析ダッシュボード
つまり、量産アフィを「自社メディア事業に置き換えて使う」のが、2026年の正解。
ロングテールを刈る能力を、無名ドメインに分散投資するのではなく、独自資産を持つ単一の強いドメインに集約させる。これがShepardのデータと整合する戦略。
不動産や店舗や施設の情報を独自のデータベースで提供するようなサイト。
こういうのが今後生き残れる唯一のサイトではないかと思います。
あ、上場企業やリアルビジネスをしてるところは別ですよ。
設計図の本質的な違い
量産アフィと独自資産事業の設計図を、表で並べてみます。
設計図そのものは似ている(両方ともAI+自動化+データ駆動)。違うのは、その設計図を何の上に乗せるか。
量産アフィは、中古ドメインの集合体という不安定な基盤の上に乗せる。独自資産事業は、オープンデータと独自分析という安定した基盤の上に乗せる。
同じスキル、同じツール、同じ思想。乗せる対象が違うだけで、5特徴クリア数が0個から4個に変わる。Shepardの勝率分布で言えば、13.5%から69.7%に跳ね上がる。
これが、いまSEO・コンテンツで勝てる唯一の構造。
昔、1サイトで2000万を超えたときのサイトも仮説を信じてフルベットしたときだったので、これもフルベットしたらかなり稼げる気はしてる。
別事業が忙しくコミットできてないのでそれなりで終わる可能性もあるけど。。
連載のまとめ
5本を通じて書いてきたことを、最後に整理します。
第1回:いまGoogleで勝っているサイトの5特徴を提示。情報まとめサイトはGoogleが自前のAI Overviewで代替する方針に振り切ったため、構造的に終わった。
第2回:それでも残っている「第4の道」として、Googleの監視レーダーに引っかからないサイズの量産アフィパイプラインを設計図として全公開。5層構造(ドメイン・サーバー・サイト・コンテンツ・監視)で実装可能。
第3回:技術的・運用的な懸念を1つずつ潰した。AI生成検知は構造パターン回避で対応可能。中古ドメインのインデックスも条件次第で通る。1,000ドメイン規模の運用も人員設計で成立する。Googleサービスは芋づるBAN回避のため使わない。
第4回:期待値計算を厳密にすると、月1,000万円の絵は月150万円に削れる。広告運用と比べると粗利のアッパーが圧倒的に低い。資産性でも劣る。数字で見ると量産アフィは選ばれない。
第5回(この記事):量産アフィのスキルを独自資産事業に転用すれば、Shepardの5特徴を構造的に満たせる。同じ設計思想を、何の上に乗せるかで結果が180度変わる。Googleの公式情報は半分嘘で、本当に勝てる構造は表に出にくい。
私はどこに張っているか
連載の最初に書いた通り、私はこの設計図を持ちながら、量産アフィをやりません。
代わりに、本業の広告運用代理業(CPA型パフォーマンス広告)と、独自資産事業(オープンデータ×AI分析の構造化サイト)、投資システム、広告代理店に提供するSaaSシステム、やほかの事業に集中?しています。
なぜか。期待値の高いものからベットしてるから、というのが第一の理由。
このすべてがビジネスの資産性で勝つから、というのが第二の理由。
そして、量産アフィのスキルを独自資産事業に転用する方が、26年積み上げてきた経験を最も活かせるから。
おわりに
この連載は、私が個人的に「もしいま量産アフィをやるなら」という問いから始まりました。
書いてみて分かったのは、設計図そのものよりも、「同じ設計図を何の上に乗せるかで結果が変わる」という構造の方が、伝えるべき本質だったということ。
量産アフィの設計図は、独自資産事業の設計図と本質的に同じ。違いは、何を中心資産に据えるか。それだけ。
26年アフィリエイトをやってきて、いま私が辿り着いたのはこの結論です。
連載を読んでくれた方の何人かが、量産アフィに張る代わりに、自分なりの独自資産事業を立ち上げる方向に判断を倒してくれたら、この連載を書いた意味があります。
連載、ここまで読んでいただきありがとうございました。
ちなみに、この連載は、私とAIがひたすら壁打ちして、8割AIが作った文章を私が推敲したものです。
そのまま公開してもよかったんですが、魂をこめたかったので笑
まだまだ、googleと戦っていくぞ!という人、ぜひgoogleのダメっていう方向に頑張ってくださいね
もっと知りたいって人はここからオンラインサロンへ。。(まあそんなんないけど)
また気が向いたら別の連載記事でも作ってみようと思います。


量産で勝ってきた人ほど「量産を捨てる」という結論に行き着くのがリアルすぎます。 楽に見える道ほど短命で、地味な“資産構築”が一番遠回りに見えて最短。 結局、Google対策じゃなく「価値そのもの」を作れるかどうかですね。