誤情報か YouTubeで海外から大量スパチャ→キャンセルで赤字に? VTuber狙った犯罪との投稿が拡散
実際に検証したクリエイターも
では、クリエイター側がキャンセル分の手数料を負担させられるという話はどうでしょうか。これについては、「佐藤☆クリスタリム」(登録者数2700人)がXで検証結果を報告しています。
佐藤は騒動前の9月30日、自身のチャンネルのメンギフを50件ずつ2回配ったそうです。
支払金額は、メンバーシップ金額90円✕50件✕2回=9000円でした。
2回のうち片方は受け取りがなく全額キャンセル。もう片方は1件受け取りがあったため、全額(4500円)の支払いとなりました。
そして実際のメンバーシップの収益としては、9月分には5727円、10月分にはマイナス2863円が計上されていたそうです。9月は額面9000円の63.63%で、10月にマイナス計上されたのは4500円の63.63%となります。
10月分だけを見ると、クリエイター側がマイナス分を負担しているように見えますが、9月分にその分がキャンセル分がプラスで計上されているため、クリエイターの負担は差し引きゼロということになります。
誤情報の可能性
YouTubeの管理画面上では、誰がスパチャやメンギフをおこなったかは表示されません。キャンセルについても同様であるため、クリエイターは寝耳に水でマイナス計上をされるということになります。実際にはキャンセル分の収益が後で引かれているだけですが、借金のように感じてしまうのも仕方ない仕様だと思われます。
また、ユーチュラで確認した限りでは、YouTubeの管理画面上で計上されるのはユーザーが支払った金額ではなく、YouTubeの手数料を差し引いた後の金額となっています。今回の騒動で、手数料まで負担を強いられたと具体的な根拠を示した情報はなく、状況的に誤情報だと考えるべきかと思われます。