呼び込み君のBGMを課題曲マーチにしてみた【吹奏楽】
ふと思い立ち、作り始め2日かけて完成しました。
気味の悪いことに私は、日々、耳にする音楽に
吹奏楽になればおもろそうだな〜
という視点を常に持ちながら生活しています。
定番のBGMを編曲、という構想は以前から試みています。
近年のThe課題曲マーチは、参考にせずとも既に脳内にこびりついてるので、制作時はあえて参考にしませんでした。
「アルセナール」やスーザのマーチ、10年以上前の課題曲を少し参考にしています。難易度などもそのあたりと並ぶ程度にしたつもりです。
解説
■Intro
私自身としては、完成度が低いと感じている部分です。
結果的に、Bridge部っぽい雰囲気が出すぎています。
ただ、Ⅰの和音をガーンっと響かせて…木管はトリルして…Tpはファンファーレで…というスタートだけはダサいので避けたかったのです。
これについては満足できています。
Tb,Euph,木低で始まるマーチはあまりないかと思います。
とはいえ、雰囲気としては故意に課題曲風に寄せています。
もっとスーザ的なTuttiユニゾンでもよかったかとは思います。↓
こういうアメリカンなのもいいですよね~。
■第1マーチ
がっつり、「呼び込み君」のテーマになります。
このメロディーが採用できたのには秘密があります。
それは、8小節単位のメロディーであった ということです。
和声的な流れや、ある程度の展開があるメロディーであったからこそ、そのまま採用することができています。
若干の和声的な色合いや伴奏のリズム変化等は、付け足していますが、そもそもの楽曲が
8小節単位
→前述”無限ループ”しやすいメロディー
→終わらせることは簡単なので、ありがたい。繰り返しの部分がある
→原曲のメロディー自体が丁寧に作られている。
→メロディーの一部を切り取っても、原曲との繋がりを感じやすい。ある程度の起伏
→ありがたい。薄すぎず濃すぎない味付け。
このような要素を持っていたのが、GOODポイントでした。
■第1マーチ 反復
メロディーはフレーズの最後以外、原曲のままです。
ただ、対旋律が加わります。
作曲の醍醐味は、対旋律です。
この部分にかなり時間を割きました。
対位法的に完璧ではありませんが、2パートのみを聴いて、ハーモニーの流れがきちんと伝わるよう設計しています。
■第2マーチ
ここはよくある課題曲のパターンです。
低音楽器に主旋律が任されます。
冒頭も中低音から始まったので、ここを引き延ばしすぎると
「どんだけ中低音好きやねん」
「絶対TbとかEuph経験者とかだろ」
と言われそうだったので、最短にしてみました。たった2小節です。
あくまで主題を軸にしたフレーズになります。
■推移部
強めのTuttiの後に、ふっと、裏切るように感傷的なフレーズに切り替わるのが大好き族 です。
ギャップ萌えというか。
空元気というか。
表裏一体というか。
そんな感じです。
この構成もなかなか迷いました。
若干無理やりな接続で第1マーチに戻ります。
■第1マーチ 2度目の反復
略。
トリオへの接続ですが、2小節はちょっと急すぎたかもしれません。
言葉にするのが難しいですが、なんか4小節あると
「どうせ、この後トリオ行くんよな?」
「はよして?」
「時間稼ぎ?」
と、思ってしまうのでそうなりました。
絶対OKもらえる告白の前に、じらされているようなフラストレーションです。
トリオ
ある程度きれいめな旋律を書きたい、と思いました。
若干不満は残り、トリオ2周目はいいんですが、1周目で盛り上がらないようにした結果、微妙な感じになりました。
ただ、原曲のフレーズとの関連も少々感じられるくらいになっていると思います。
いろんなバランスを取り、このフレーズになっています。
伴奏については最大限 色が出せるよう、工夫したつもりですが、邪魔になっているようにも聞こえます汗
■Bridge
なんとかそれっぽいのが作れて一安心でした。
構想としては、
無理やり感がない
あくまで和声的な進行で向かいたい
半音でただ上がっていくだけとか、したくない
トリオの再現に向かう
原曲のテーマは活用する
といった感じでした。
結果的に「第2マーチ」+「主題のリズムでdim7」+「Intro」という形で構成することができました。
…プロヴァンスに影響されているのは内緒です。
■トリオ再現部
完全に、トリオのコピペです。
逆に、コピペできるように逆算してトリオを作曲しています。
↑ここの
最後の終わりそうで終わらないところは、お気に入りポイントです。
■Outro
Introを思い出させつつ、しっかりと原曲を用いるようにしました。
↑
Introというか、原曲のフレーズですね。
2度繰り返しています。
↑
これも原曲のフレーズの一部ですね。
あとは、ちょっとドラマチックにして、ばばんっとフィナーレです。
最後はフリジアンスケールを用いています。
少しエキゾチックな音階です。
呼び込み君が呼び込み終えて、大人になったのでしょう。
いかがでしょうか
今後も編曲活動は続けてまいりたいと思います。
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さっそく吹いてみます