久米島オーシャンジェット(久米島町、下地幹郎会長)の超高速船「ジェットフォイル」の5月1日の就航が決まった。運航する2航路はいずれもザトウクジラの繁殖海域を通る。同社はクジラの多い時期にルートを変更して密集海域を極力避ける方針だが、ホエールウオッチング協会などが求める水深の浅い海域での大幅な減速は船の構造上難しく、課題も残る。日高雅樹船長は監視員の増員や定期的な回避訓練など「あらゆる対策を講じ、衝突を避けなければならない」と気を引き締める。(社会部・大川藍)

クジラとの衝突回避のための運航訓練を実施する久米島オーシャンジェットの船員=15日、那覇港沖
クジラとの衝突回避のための運航訓練を実施する久米島オーシャンジェットの船員=15日、那覇港沖

 「クジラ発見、リバースお願いします」。4月中旬、那覇港沖。クジラの回避訓練をする同社のジェットフォイルに記者が同乗した。前方に...