玄関先などに塩を錐上に盛って置いておく、お清め、魔除けの伝統的な風習。
球界では、松中信彦(ソフトバンク、現中日打撃統括コーチ)による験担ぎの儀式として知られている。
現役時代
現役時代の松中は、毎年の開幕戦で、熊本の神社で護摩焚きしたという塩をベンチに盛るという恒例の儀式をしていた。2014年3月28日の開幕戦でも松中は試合前にベンチに塩を盛ったが、練習中に何者かが塩を踏み崩してしまった。松中が盛り直したのも虚しく、しばらくしてまた誰かが踏み崩してしまったという。盛り塩の甲斐もあってかソフトバンクはロッテに大勝したが、松中は「神様からバチが当たるよ」とコメントを残している。
中日コーチ時代
現役引退後の2025年から、松中は中日の井上監督に請われて打撃統括コーチに就任、前政権時代の貧打からの立て直しを担うことになった。2年目の2026年の開幕前にはこうした井上政権の取り組みもあって高い下馬評を得ていたところから一転、開幕5連敗を喫したのをはじめとして一直線に転落していき、さらに6連敗を喫した4月22日の時点で4勝17敗という圧倒的最下位につけてしまう。指標からするとそれほど悪くはないにもかかわらず、この日までに10回の逆転負けを喫するなど、何かが憑いていると思われても仕方ない勝負弱さ、不運さが続いていた。
この悪い流れを断ち切るべく、松中は4月24日のホームでのヤクルト戦(バンテリンドーム)で久々にベンチに盛り塩を設置した。するとこの日の試合で中日はビハインドが続いたものの、9回裏に村松開人が逆転サヨナラ3ランホームランを放ち、劇的な逆転勝利で連敗を止めた。ここから中日は一挙に3連勝をおさめる。
27日のオフで盛り塩は片付けられてしまったが、28日のDeNA戦前にそれに気づいた松中は持参した塩で盛り塩を再設置。この日も中日は勝利し、連勝を4に伸ばした。
動画
派生・便乗展開
連勝の流れを受けて盛り塩が話題になると、この流れに乗じてネット上ではコラ画像も多数出回ることに。SNSでも取り上げられ、ちょっとしたお祭り状態となった。
公式もこの流れにしっかり便乗した。