メインコンテンツへスキップ
/ 2

三井金属、九州にレアアース研究拠点 南鳥島由来資源の供給網強化も

(更新)
詳しくはこちら

三井金属は13日、福岡県にレアアース(希土類)などの材料の研究開発拠点を新設すると発表した。国が南鳥島沖の海底からレアアースを含む泥を回収しようとしており、三井金属は新拠点を通じてレアアース泥の精製も視野に入れる。中国への依存度が高いレアアースについて国内企業によるサプライチェーン(供給網)を強化する。

4月1日付で「九州先端材料開発センター」を設け、新棟を建設する。福岡県大牟田市の「レアマテリアル事業部」の敷地で100億円を投じ、2028年度の完成を目指す。

鉱石や南鳥島の泥由来のレアアースを精製する技術を追究する。未定の部分が多く、17種類あるレアアースのうちどの元素を対象にするか、どのような最終製品向けに開発するか、事業化後に国内外のどこで精製をするか、といった点は今後検討する。レアアースのリサイクル技術も開発する。

これまで三井金属は、福岡のレアマテリアル事業部の拠点でレアアース精製は手掛けてきた。複数種類のレアアース元素が混ざった状態から個別の元素を取り出す分離の技術などを持っている。レアアース原料を調達し、半導体や磁石に使う材料に加工してきた。

新拠点では、半導体パッケージを保護する封止材が熱で膨らむのを抑えて破損を防ぐ「負熱膨張材」やレアメタル(希少金属)、電気自動車(EV)の電池に使う材料の研究開発にも取り組む。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
日経電子版の記事を学習したAIが
ニュースの疑問を
その場で解消!
Ask Nikkeiを使用している画面例
Ask! NIKKEI
詳しくはこちら

▼レアアース 産出量が少ないレアメタル(希少金属)の一種で、ネオジムなど17元素で構成する。少量で素材の性能を大きく向上させ、電気自動車(EV)や風力発電機に組み込むモーターなどに使われる。ハイテク製品の生産に不可欠で、最大産地の中国はレアアースを武器に他国を揺さぶる。

米地質調査所(USGS)によると、世界のレアアース生産量の7割は中国が占める。鉱石の製錬やレアアースを使った磁石の生産でも高いシェアを握る。中国政府は4月、米国による高関税への報復措置として7種類のレアアースの輸出を規制し、5月のレアアース磁石の輸出は前年同月比で7割減った。EVやハイブリッド車(HV)に載せる駆動用モーターの生産が滞り、日本の自動車産業も影響を受けた。

<2025年10月掲載>

続きを読む

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

企業:

セレクション

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
エラー
操作を実行できませんでした。時間を空けて再度お試しください。

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_