オーストラリアの22-0圧勝が一転0-3敗戦扱いに…選手の母親との雑談で“不正出場”判明、AFCに自主申告
アジアサッカー連盟(AFC)は4月下旬、U-17オーストラリア女子代表が22-0でU-17北マリアナ諸島女子代表に勝利したU17女子アジアカップ予選について、オーストラリアが出場資格のない選手を起用していたとしてU-17北マリアナ諸島女子代表の3-0勝利扱いにすることを発表した。 【動画】サッカーの常識が変わる!? 世界初“新オフサイド基準”ゴール 2025年10月に開催されたこの試合はオーストラリアが一方的に攻め続けて22得点を奪う圧勝を収めていた。ところが『シドニー・モーニング・ヘラルド』が4月に情報筋からの情報を伝えたところによると、オーストラリアの選手1人が過去に他国の代表チームでプレーしており、今予選の出場資格がないことが以下の経緯で判明したという。 「オーストラリアが22-0で勝利した後、問題の選手は脱水症状で病院に搬送された。そこでチーム関係者が母親と雑談をしていると、前年に別の国でプレーしていたことを知った」 報道によると当該選手は匿名としつつもオーストラリア出身だといい、オーストラリア側が気づかなかった背景には他国の提出書類に不備があった可能性が指摘されている。 オーストラリアは思わぬ事実が判明したことを受けて当該選手を次戦・シンガポール戦(○11-0)でメンバー入りさせなかった。併せてAFCに自主的に申告した結果北マリアナ諸島戦が没収試合になったが、シンガポール戦の結果への影響はなかった。なお罰金は1000ドル(約15万7000円)にとどまっており、地元メディアは自主申告したため軽い処分になったものとみている。 なおオーストラリアは北マリアナ諸島戦が敗戦扱いになったことで予選同組のシンガポールと勝ち点で並んだものの、得失点差で上回ったため本大会出場にも影響はなかった。