【12球団担当セレクト】2026セ・リーグ優勝のキーマン|期待度MAXの男たち
ヤクルト・長岡秀樹 攻守で担う起点役
昨季はケガで不本意なシーズンを送ったが、その悔しさを糧に迎える今季への意気込みは強い。7年目で初の開幕一番に抜てき。「始まったらもう後戻りはできない。腹くくってやってやろうと思っている」とリードオフマンとしての覚悟を口にした。3月29日のDeNAとの3戦目(横浜)では0対2の8回無死一、二塁から左前打を放ち満塁の好機を演出。次打者サンタナの適時二塁打で逆転のホームを踏み、3年ぶり開幕3連勝スタートに貢献した。「一番が一番好き」と話す背番号7は攻守の起点役を担いながら、シーズンを通してチームを支える存在として期待に応えていく。 PROFILE ながおか・ひでき●2001年9月26日生まれ。千葉県出身。175cm82kg。右投左打。八千代松陰高-ヤクルト20[5]。
阪神・中川勇斗 全力スイングでぶち破る壁
東京ドームでの開幕戦前の打撃練習では、左翼看板に当てる強烈な打球を数本披露した。プロ5年目でつかんだ六番・左翼の座。緊張などなかったはずだった。だが、巨人の開幕投手・竹丸和幸に2打席とも完全に詰まらせられるなど3打数無安打で2026年がスタート。「結果が出なかったんで、切り替えてやっていく」とフルスイングは忘れていない。詰まらせながらも最後まで振り切っての凡打。「ひとつ間違えば本塁打」という恐怖感を相手バッテリーに植え付けることも必要。143試合分の1試合のみで結果が出なくとも、持ち味の全力スイングは決して忘れない。 PROFILE なかがわ・はやと●2004年1月27日生まれ。愛知県出身。172cm76kg。右投右打。[甲]京都国際高-阪神22[7]。
DeNA・H.マルセリーノ 将来のリリーフエース本格化
昨年は支配下をつかみ取ったが、外国人枠や制球難もあり、2試合の登板に終わった。しかし、今年はオープン戦で結果を残し、開幕一軍入り。開幕2戦目、3月28日のヤクルト戦(横浜)では二番手で登板し、「そこまで一軍を経験していないので今日は少し緊張した」とチェンジアップが引っかかる場面も見受けられたが、無安打1奪三振と安定した投球を見せ「自分の仕事をすることができた」と胸をなで下ろした。今季も外国人枠争いが待っているが、「一つひとつ自分ができることをしっかりとやれば、結果は後からついてくる」と己を磨く。150キロ超の直球とキレ味抜群のスライダーで、異国で道を切り開く。 PROFILE はんせる・まるせりーの●2002年6月16日生まれ。ドミニカ共和国出身。191cm82kg。右投右打。ヘネーロ・ペレス高-カージナルス傘下19〜20-DeNA22育、25。