【岸田氏がフィリピンを訪問、日本などの出資で建設されたLNGの受け入れ基地を視察】
フィリピンのルソン島を訪問している自民党の岸田元首相は日本企業も出資して建設された液化天然ガスの受け入れ基地を視察した。日本のメディアが報じている。
岸田氏は自民党の議員連盟メンバーとともに、30日からフィリピンを訪れている。日本の代表団が視察したのは、フィリピンにおける電力需要の増加に対応するために建設された、海に浮かぶ施設で、貯蔵したLNGを隣接する火力発電所に供給する仕組みなどについて説明を受けた。
岸田氏は「現下の中東情勢の教訓からエネルギー供給構造の再構築が議論されており、その中で、エネルギー安全保障と経済成長、脱炭素を同時に実現するという考え方はますます重要になる」と述べ、日本と東南アジア諸国などが連携して脱炭素化と経済成長の両立を目指す「AZEC」構想を推進していく考えを強調した。
AZEC構想(アジア・ゼロエミッション共同体)とは、日本が提唱した国際的な枠組み。ASEAN諸国や豪州など11カ国が連携し、アジア地域の「脱炭素化」「経済成長」「エネルギー安全保障」を同時に達成することを目標に掲げている。この構想では日本が水素エネルギーやアンモニア燃料などの先進的な脱炭素技術を提供し、各国のエネルギー事情に配慮した柔軟な計画を推進する。