初めて告白します。
私は作家をしていますが、識字障害を抱えています。
主に苦手なのは、表音文字です。カタカナ、ひらがな、アルファベットの羅列が、うまく認識できないことがあります。
漢字なら比較的つかめるのですが、『バチカン奇跡調査官』のように、カタカナ名の登場人物が多い作品では、名前をなかなか覚えられません。パソコンで入力していても、どうしてもミスが出ます。
入稿前に何度も確認しているのに、それでも校正で指摘されることがあります。
けれど、それでも私は作家になりました。
識字障害があっても、作家にはなれます。
だから今、物語を書きたいと思っている人。自分には無理かもしれないと不安になっている人。どうか、気を強く持ってください。
大丈夫です。
物語を作る意志と、それを最後まで完成させる胆力があれば、道は開けます。
完璧に読めなくても、完璧に打てなくても、物語を生み出す力は失われません。