尾田くん

Last-modified: 2026-05-01 (金) 00:36:21
  1. 漫画『ONE PIECE』の作者、尾田栄一郎のこと。「尾田くん…見損なったぞ*1などで使われる。
  2. 中日ドラゴンズ所属の尾田剛樹のこと。本項は2.について解説する。
  3. 2.から転じて、牽制死・盗塁死そのものを指す。


中日・尾田剛樹はBCリーグ出身の選手で、2023年に育成ドラフト3位で指名されるもプロ入り後早々の2024年に支配下登録され、俊足を持ち味に代走要員・守備要員として期待されていた。
当時の中日は立浪和義政権で低迷を極めて極度なネタ化を果たしており、立浪政権下で尾田は代走・守備要員として起用されていた。
その結果65試合出場とプロ初盗塁を記録し、フェニックスリーグではチームトップの打率を記録するなど、育成出身のルーキーとしては上々のスタートを切る。
しかし同時に、一軍では打率0割(11打数無安打)、赤星式盗塁がマイナス6になるなど課題も抱えており、立浪監督の負の遺産と一方的に認定する者もいたが、この段階ではそれほどネタにはされておらず中日ファンの間で知られる選手であった。

監督が井上一樹に変わった2025年の中日は、早々にスタートダッシュに失敗し2桁借金を背負ってしまうも、阪神が歴史的な独走を果たして貯金を独占、またヤクルトが最下位を独走しており、Aクラス争いに踏みとどまっていた。
そんな中、中日は巨人に移籍した元守護神のライデル・マルティネスを打ち砕くと*2そこから驚異の7連勝。2025年7月20日のDeNA戦でも9回開始時点で2点リードと有利な状況であり、久々のAクラス入りどころか初の2位浮上が目前まで迫っていた。

ところが、守備固めでレフトに就いた尾田が、1死2・3塁の場面で京田陽太が放ったフライ性の打球の処理を誤りまさかの後逸。土壇場で同点に追い付かれてしまう。その後勝野昌慶がこらえきれず勝ち越され8連勝目前で連勝が止まってしまった。同点に追いつかれるミスを犯してしまった尾田は号泣。それを見たファンからは同情の声も出ており、井上監督も尾田を気遣うコメントをするなど、この時点ではルーキー且つ低迷チームの守備代走要員で知名度が低いこともあり、そこまで大きな騒ぎにはなっていなかった。

翌日の7月21日では、早朝から守備練習をしていたことが報じられるなど、挽回となるかに注目が集まっていた。井上監督もその気持ちに応え、9回に1点ビハインド(しかも1-0の場面)で代走に起用した。
相手のDeNA・伊勢大夢は1人目から四球を出した中であり、反撃ムードで中日ファンは盛り上がっていた。

しかし、尾田はまさかの牽制死を果たし、それも明らかにリードが狭かったにもかかわらず塁に戻れないという信じられないボーンヘッドであったためなんGとSNSを席巻してしまった。
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2日連続で信じられないやらかしを連発したことで、井上監督も「あまり言及しない方がいいかな」と絶句。当然ながら翌日2軍行きを言い渡された。
その後は2軍でも牽制死を連発してしまい、一気にエッヂを代表する大人気キャラへの仲間入りを果たした末に、とうとう尾田くんという名前そのものが牽制死・盗塁死を指す言葉として使われるようになった。

2025年は目立つやらかしこそあったものの二軍で着実に活躍し、打率.308、出塁率.392でウエスタン・リーグの首位打者・最高出塁率のタイトルを獲得した。
2026年は開幕から怪我人が続出したこともあり*3、度々起用されることとなる。しかし、4月10日の試合にて守備固めで出場したにも関わらず二死一三塁の場面で後逸して逆転される→消極的な守備で追加点を献上のコンボを披露するなど安定してネタを供給。
その後、中日が盛り塩効果で破竹の4連勝をしている中迎えた2026年4月29日のDeNA戦、ホームランが出ればサヨナラの場面で同点のランナーとして1塁の代走に起用される。
しかし、この場面で尾田はまたしても痛恨の盗塁死をしてしまい、さらに前回と異なり無理に盗塁する場面でもないのに盗塁して同点のランナーを消滅させる*4という大やらかしとなってしまう。
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あまりにも塁から遠いことや、タッチしていた京田が明らかに笑っていたことなどから、またしてもネットは勝敗そっちのけで大盛り上がりとなってしまった。

あまりのお粗末なこの盗塁死のインパクトはすさまじく、翌日の中日スポーツでは盗塁死する場面が1面にデカデカと掲載。試合を見ていた中日関係者たちも次々苦言を呈し、特にこの日テレビ中継で解説をしていた権藤博は「考えられないミスですよ」と激怒、同席した内川聖一が必死で宥めるという気まずいシーンが電波に乗ってしまっている。
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Tag: 中日 なんJ


*1 とあるゴシップ動画において、あたかも手塚治虫が尾田に対する批判として用いたかのような構図でサムネイルに配置されていたセリフ。1989年に死去した手塚が1997年に初連載を開始した尾田を批判するという時代錯誤ぶりもあってネタにされた。
*2 7月9日の巨人戦(福島)。2点ビハインドの二死2・3塁、フルカウントから細川成也が逆転3ランを放ち決勝点に。
*3 昨年クリーンナップを務めた上林誠知が開幕前に、不動の一番センターだった岡林が開幕直後に故障離脱。岡林の代役として起用された花田旭も交錯により離脱し、大島洋平が起用されるなど特にセンターの人材が不足していた。
*4 2点ビハインドのシーンであったため、3塁ランナーが生還しても1点差に縮まるだけであるから、生還すると同点になる1塁ランナーに警戒するのが相手からすれば当然のシーンであるので、1塁ランナーがアウトにならないことが重要なシーンであった。盗塁すると一死23塁になるので、1ヒットで同点になるシーンにはなるが、同時に同点のランナーが消滅して負ける可能性を内包している。