「ほぼすべての野球マンガ」の年譜を作成したと謳っていたアレについて
「ほぼすべての野球マンガ」
4月17日に『野球マンガ学概論』という本が出ました。
発売前の情報では、
と、「ほぼすべての野球マンガ」の年譜を作成したと宣伝していました。
それが気になって買ってみたのですけど……。
まあこんなもんですよね、みたいな感想でした。
それほど酷くはないです
たぶん、すぐに思い出せるような野球マンガの9割以上は載っていると思います。
「参考文献の一覧」という触れ込みだったら、何の文句も出ないでしょう。
連載だけでなく、増刊号の読切の『よろしくチア・ガール』とかも載っていたりします。
しかし、やはり「ほぼすべての野球マンガ」には遠そうに見えました。
「年譜」の掲載基準について
『野球マンガ学概論』の「年譜」では、
疑似ベースボールもの(バトルボールという競技で戦う『剛Q超児イッキマン』など)
色々なスポーツをやっていくマンガのなかに「野球編」があるもの(『ハリスの旋風』『さわやか万太郎』など)
……なども掲載対象になっていました。
ただし、『Dr.スランプ』や『ドラゴンボール』は載っていなくて、少し「野球回」がある程度だと掲載対象外のようです。
『幕張』は載っていて、『BØY』は載っていないという判定になっていました。
※基本設定を重視した判定? 内容的には『幕張』よりも『BØY』のほうが野球をやっていたような気はします。
『ああ一郎』は野球マンガなのか
ざっと目を通して、『ああ一郎』が載っているのが引っかかりました。
普通に考えると、『ああ一郎』は柔道マンガです。
※『ああ一郎』新連載の次の号で『マウンドの稲妻』が開始。
※当時のジャンプの野球マンガは『マウンドの稲妻』『すすめ!! パイレーツ』『スーパー巨人』の3作でした。(39号で『スーパー巨人』OUT、43号で『ブンの青シュン!』IN)
それで、同じ作者の『山下たろーくん』の Wikipedia を見ると、こういう記述がありました。
山下たろーくんが「ああ一郎の野球バージョン」みたいなものだという記述です。
これをAIが誤読して、検索結果に嘘を表示するようです。
先ほどのWikipediaをソースにして、『ああ一郎』が柔道漫画から野球漫画に舞台を移したと解釈されたようです。
『野球マンガ学概論』の著者も、もしかしたら、このAIの嘘を真に受けて『ああ一郎』が野球マンガだと思ったのかも知れません。
今日の話題
以下、『野球マンガ学概論』の「野球マンガ作品年譜」に載っていなかった野球マンガにどういうものがあるか、いくつか紹介してみようと思います。
できるだけ気をつけたつもりですが、「年譜」に載っているのを見落とすなど、私に間違いがありましたら大変申し訳ございません。
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