記者会見で謝罪する唐津東松浦医師会の服巻信也会長(右から2人目)ら=唐津市役所

 唐津東松浦医師会は30日、一般事務職員の30代女性が唐津休日急患センターの業務で取り扱う現金を不正に流用していたと発表した。現在調査中で、金額は判明分で250万円となっている。

 同会によると、センターは唐津市から委託を受けて運営している。職員は金銭管理を担当していて、窓口で患者が支払った医療費を週1回程度取りまとめて口座に入金する前に1万~4万円を抜き取っていた。上司に提出する日報には本来の金額を記入し、入金伝票は抜き取った後の金額にしていた。

 4月22日に保管中の現金と本来の金額が合わないことに別の職員が気付き、発覚した。24日に女性から話を聞き、不適切な取り扱いを認めた。遊興費に使っていたという。25日から自宅待機としている。同会は「職員を信用し、日報と入金伝票を照らし合わせていなかった」と説明する。

 職員は同業務を計7年間担当していた。確認が取れたのは23年度と25年度で、他の年度についても調査を進めている。

 記者会見で、同会の服巻信也会長は「管理体制の不備により発生したものと深く反省している」と陳謝した。市健康づくり部の藤田千穂部長は「医師会の調査を見守り、適正な処理を考えたい」と述べた。(丸山美陽)