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sekihijunyu
家族の練習問題①
noteを書くことを勧めて下さった方がいて、はじめは、どうしようかと考えた。正直な気持ち、手術を終えてから、母とはうまくいかず、辛い日が続いていたので、思い出すのも嫌だった。悲しくて泣くのはいつも私だけ、母は平然と勝ち誇っていた。そう、子供の頃と全く同じ構図、母は自分から折れる人ではないし、言葉できつく言い放っても、謝ることは決してしない人。
近頃の世間の親子関係は友達のように良好で、仲の良い親友のようだと聞く。娘と母親の双子コーデとかも随分見聞きしたから、多くの家族はそうなのかもしれない。
けれど、私たちは、昭和という時代に育ち、親の言うことは絶対で、逆らうことはとても難しく、ひたすら親のご機嫌を取らなくてはいけなかったし、お利口さんでお行儀の良いお嬢さんの顔を崩すわけにはいかなかった。
それでも、なんとか、姉妹弟三人が無事に結婚もし、母には数人の孫も生まれた。このまま、何事もなく時間が過ぎればよかったのだが、十年ほど前から、妹の母に対する不満が爆発することになったのだ。
ちょうど、その頃、妹は、既出の本の著者、団士郎先生のワークショップに通っていた。その妹からの手厳しい批判は、ごく普通の一般家庭の母親にとっては相当堪えたのではないかと想像する。
妹は、自分の子育ての経験から、過去の母親の私たちに対する子育てについて、かなりの疑問を持っていた。だからこそのワークショップだったのだろうが、その妹の恨み節は容赦なかった。


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