NPO法人「フローレンス」が、日本財団からの助成金を不適切に受給していたことが分かりました。
日本財団は2017年、「医療的ケアに対応した保育園の整備」を目的にフローレンスに対して3395万9000円を助成しました。
フローレンスは、日本財団からの助成金に加え、国の「保育所等整備交付金」、東京都の補助金、さらには合同会社西友やベネッセの創業家一族である福武純子、フローレンスのマンスリーサポーター、個人寄付者などからも支援を受けて渋谷区に複合保育施設「おやこ基地シブヤ」を開設しました。
おやこ基地シブヤには認可保育所のほか、障害児施設「ヘレン初台(はつだい)」、病児保育室、小児科が併設されており、重い障害のある子供を持つ親を支える拠点として整備されました。
フローレンスは、開所から2か月後に同施設を「根抵当権」と呼ばれる担保に設定し、金融機関から5000万円を借り入れましたが、補助金で整備された施設でこうした手続きは原則認められていません。
◯NPO法人『フローレンス』が謝罪 行政の補助金が使われた建物を担保に、違法な手続きで5000万円を借り入れ
根抵当権は、上限額の範囲で何度でも借り入れや返済ができ、資金の使いみちも広く認められる仕組みですが、国や自治体の補助金で建てられた保育施設を担保にする場合は、事前に行政の承認が必要で、借りた資金も保育事業のためにしか使うことができません。
しかもフローレンスは、同施設を担保にして借り入れを行うにあたり、日本財団に事前の相談をしないまま手続きを進めていました。
さらに、フローレンスは「おやこ基地シブヤ」の建設に先駆け、国や東京都、日本財団への助成申請手続きを行う中で、助成対象となる費用の整理や計算を正しく行っておらず、結果として助成金を過大に受給していたとのことです。
助成額の再算定が行われた結果、フローレンスは日本財団から受けた助成3395万9000円のうち1284万5000円を過大に受給していたとして、同財団に自主返納を行いました。
一連の事態を受け、ネット上では「この界隈って『返金OK』が多いね。『ミス』で済まされるのかな?」「この不正が行われた当時の代表駒崎弘樹さんが、いまはつながりAI株式会社でいろんな自治体とズブズブになっていってるのが怖い…」「カネを返せば無罪なんて通らない。 万引き犯が盗品を返したら無罪になりますか? 不正は不正として厳正なる処分を。 大絶賛逃亡中である当時の代表にも責任があるはず」「そもそも根抵当権つけて金借りた時点で重大な不正(場合によっては詐欺)なんだから全ての補助金を課徴金つけて全額返金請求がスジ」「意図的不正にペナルティが無いのは何故? 返せば良いなんて甘い」「返金したからチャラって思ってそう」といった批判の声が殺到しています。
また、当時のフローレンスの代表だった駒崎弘樹は、現在もフローレンスグループの医療法人マーガレットの理事長に就任しているため、渋谷区議の須田賢から「説明責任を果たさないまま関連団体の理事長を務めることは大いに問題があると考えています」と指摘されています。
姑息な手段で私腹を肥やす悪人たちが一掃され、誰もが安心して暮らせる社会となりますことを心から祈ります。
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