JR海浜幕張駅の新改札、始発から営業 タワマン住民ら使いやすく
いまちばリポート
タワーマンションの建設が進む千葉市の幕張新都心で、中心駅のJR京葉線海浜幕張駅の改札口が使いやすくなった。JR東日本千葉支社は3月、駅東側の改札口「公園改札」の営業開始時間をこれまでの午前7時から始発でも使える午前4時45分に繰り上げた。
「ホームまでの所要時間は体感で4分ほど短い」。駅近くのタワーマンション群「幕張ベイパーク」に住む30代の男性はこう話す。週に1度、都内への通勤で午前6時台に海浜幕張を利用する際、中央改札まで回らずに済むようになったという。
公園改札は2025年3月にオープンした。千葉市とJR東日本、三井不動産レジデンシャルを代表企業とするデベロッパーグループの3者が費用を負担。同グループが手掛ける計画人口約1万人の幕張ベイパークや駅南の集合住宅街「幕張ベイタウン」の住民にとって利便性が向上した。
JR東日本千葉支社は「当初は早朝時間帯のニーズを想定していなかったが、始発から使いたいという声が多かった」と営業開始時間を変更した経緯を説明する。
駅の東に位置する県内屈指のマンモス校、幕張総合高校の生徒も恩恵を受ける。高校2年生の男子生徒は「部活の朝練で早く到着することもあるのでありがたい」と話す。
海浜幕張は周辺にZOZOマリンスタジアムなどの大型集客施設を抱え、京葉線内では4番目に多い1日平均5万6000人が乗車する。これまで改札口は1つしかなかったが、公園改札を整備したことでイベント時の利用客の分散にも一定の効果が出ているという。
公園改札の営業終了時刻はこれまでと同じ午後10時。JR東日本千葉支社は「終了時刻の変更についても利用者の声に応じて検討する」としている。(丹田拡志)