苫小牧工業高等専門学校(北海道苫小牧市)は28日、指導文書など内部資料を学生に無断で公開したとして、創造工学科の准教授を20日付で停職8カ月の懲戒処分にしたと明らかにした。
高専によると、自身が運営する交流サイト(SNS)などに最大200人の学生を招待し、教員間のみで共有される指導文書や成績評価用の資料の一部、自身や他の教員が作成した過去の定期試験などを無許可で数年間にわたり公開した。
准教授は聞き取りに「学生の学習支援を目的としていた」と理由を説明し、23日付で自主退職した。公開された情報を巡る金銭のやりとりはなかった。昨年、他の教員から高専に連絡があり発覚した。
苫小牧高専は「全教職員が学生との個人的な連絡を控えるなど、倫理意識の徹底を再度図っていく」としている。