トランプ氏らが狙われた夕食会、大統領の継承順位「上位者」ほとんど出席…「危機管理が不十分」と指摘
【ワシントン=池田慶太】トランプ米大統領ら政権幹部が出席した夕食会が狙われた暗殺未遂事件では、大統領継承順位の上位者が一堂に会しており、危機管理が不十分だったとの指摘が上がっている。 【動画】騒然とする中、銃を持った警備担当者の姿も…銃声でトランプ氏が避難した夕食会場を記者が撮影
米国憲法修正25条や関連法では、大統領の継承順位が事前に定められている。現在、後継の筆頭はバンス副大統領で、マイク・ジョンソン下院議長や国務長官、財務長官などと続く。
米メディアによると、そのほとんどが夕食会に出席。欠席者で最も高い地位にあったのは継承第3位の上院議長代行を兼ねるチャック・グラスリー上院議員(92)だった。高齢のグラスリー氏は最近、胆石除去の手術を受けたばかりだったという。
大統領就任式など正副大統領・閣僚らが集まるイベントでは、核攻撃やテロに備え、継承者を指定して安全な場所に待機させているが、今回、そうした措置は取られていなかった。27日の記者会見で質問されたキャロライン・レビット大統領報道官は、複数の継承者が欠席予定で事前指定は必要ないと判断したと説明した。