2011年6月16日0時47分
JR京葉線で「青い電車」として親しまれてきた201系車両の最後の1編成が20日に引退する。車体に赤いラインが入った車両が主流となっている京葉線で、スカイブルー一色の車体が異彩を放ってきた。有終の美を飾ってもらおうとJR東日本千葉支社は7日からヘッドマークを掲げて運行、沿線各駅では鉄道ファンが連日カメラを構えて別れを惜しんでいる。
1986年に京葉線が西船橋と千葉港(現・千葉みなと)の各駅間で部分開業した当時は青い車体の103系などが主流だった。90年の東京駅乗り入れ以降、赤いラインの205系などが投入され、「青い電車」は少数派になっていった。
今回引退する201系は、2000年から主に京葉線と外房線、東金線で運行されてきた。最盛期には8編成が同線を走った。
201系は中央線の東京と山梨を結ぶ区間でもオレンジ色の車両が親しまれてきた。車体の老朽化が進み、中央線では昨年10月に引退。京葉線でも今年5月18日からは1編成の運行を残すのみとなっていた。
京葉線の201系の引退を受けて、千葉市中央区の鉄道模型店では2月から京葉線201系の模型を発売している。「ほかの新製品よりも群を抜いて売れ行きが好調」という。
千葉市美浜区の会社員岩片浩一さん(24)は「青い電車は長年使い、思い入れがあるので寂しい。何らかの形で残して欲しかった」。千葉みなと駅のホームでカメラを手に惜しんだ。
これまでのところ、20日に引退セレモニーは予定されていない。JR東日本によると、最終ダイヤは当日の運行状況によって決めるという。(大久保貴裕)
200系新幹線や近畿地区の183系、東海地区の117系など、さまざまな国鉄型車両が引退する…
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