小城市とJR九州は28日、JR小城駅(同市)で30日の始発から駅舎外に設けた仮通路を運用すると発表した。駅舎は老朽化に伴って当面の間、利用を停止する。駅舎内に立ち入りできず、待合室は利用できなくなる。駅舎は国登録有形文化財で、「22世紀に残す佐賀県遺産」に指定されている。

 市によると、駅舎は2024年度にシロアリの被害が確認された。その後の調査で、地震に耐えられない可能性が否定できない結果となり、JR九州と対応を協議してきた。今回、二次災害防止のため利用を停止する。市都市計画課は「駅舎の今後は未定」としている。

 駅の駐輪場横に仮通路を設ける。券売機は一時、利用できなくなるが、近日中に再開する予定。(中島幸毅)