3000万円の浄財活用し救急車 小野田消防署で運用開始【山陽小野田】
小野田消防署で30日、新しい高規格救急車の運用が始まった。山陽小野田市在住の匿名希望者からの寄付金3000万円を活用して購入。市のイメージカラーであるオレンジ色のラインを目印に、寄付者の思いを乗せて第一線で活躍する。 宇部・山陽小野田消防局(杉本秀一消防長)によると、寄付者は30年以上にわたり理学療法士として活躍した人。一人でも多くの市民の助けになればと寄付を決意したという。車両は浄財全額に、同局が約1000万円を加えて購入。寄付者の意向により「はやかぜスギ号」と命名した。 新しい救急車は、同署で20万㌔近く走行していた車両を更新する形で納入。くしくも旧車両も2018年に市民の寄付によって購入したものだった。 同署救急2係の森貴紀救急分隊長は「機材が一新され、患者の救命に一層応えられるようになったので、大切に乗りたい」と力を込めた。 同局では24日、寄付者に感謝状を贈った。