老健施設入所者死亡、検察「2人目被害者も空気注入して殺害」

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原田悠自
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 茨城県古河市介護老人保健施設で2020年、入所者2人の点滴に空気を注入して殺害したとして殺人罪などに問われた元施設職員赤間恵美被告(40)の裁判員裁判が12日、水戸地裁(山崎威裁判長)であった。同年7月に死亡した吉田節次さん(当時76)の事件の審理が始まり、検察側は、事件直前に被告が吉田さんの点滴用チューブにシリンジ(注射筒)を取り付けて空気を注入した、などと指摘した。

 起訴状などによると、被告は看護師などとして勤務していた「けやきの舎(いえ)」で20年5月30日、鈴木喜作さん(当時84)の点滴チューブに空気を注入し、血液が循環しない状態にして殺害。同年7月6日にも同じ手口で吉田さんを殺害したなどとされる。

 被告は「私は空気を注入していません」などと述べ、いずれの殺人罪についても否認している。

 検察側はこの日の冒頭陳述で、吉田さんが死亡した時期の出来事を説明した。

 事件前、看護師から介護職員…

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この記事を書いた人
原田悠自
東京社会部|教育担当
専門・関心分野
教育・子育て、調査報道、社会問題

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