お客様に最適なソリューションを提供。信頼されるセキュリティアドバイザーであるため
森島が所属するのはセキュリティサービス事業部。お客様のセキュリティに関する課題を解決するために、ツールの導入や運用支援などを手がける部署です。
「コンサルティングを通じて、お客様に最適なソリューションを提供するのがセキュリティサービス事業部の主な仕事。情報セキュリティ監査や法改正にともなうセキュリティ対策などのお手伝いもしています。
また、『大切な情報が入った端末をどこかに置き忘れてしまった』といった突発的なセキュリティ事象が発生したときの運用や仕組みづくりなどのサポートも行っています」
同部での森島のポジションは、セキュリティ デリバリーリード(以後、SDL)。コンサルタントの立ち位置で、お客様のITとお客様に提供するDXCのサービス・ソリューションについて、セキュリティの観点から包括的にサポートしています。
「お客様が抱える課題に対する助言や、新たなソリューションの提案を通じて、セキュリティの維持や強化をご支援しています。
また、お客様のビジネス目標を達成するためには、当社が提供するサービスやソリューションのセキュリティの維持・強化も欠かせません。安全な開発や運用を実現するために、社内チームのためのセキュリティアドバイザーも担っています」
入社以来、セキュリティのエキスパートとして、お客様の立場に立ってセキュリティ運用の改善に貢献してきた森島。仕事をする上で譲れないことがあります。
「製品にとらわれず中立的な立場から、ソリューションを深く理解した上で、お客様のビジネス目標にとって最善と思えるものを提供することを心がけてきました。
足りない点を指摘して特定のソリューション導入を促すだけでなく、理想的な運用に向けてそのソリューションをどう使うかまで徹底して考え抜き、導入後の運用までをお手伝いするのが自身のSDLとしての在り方。お客様に寄り添い、上流から下流まで一貫してサポートできるパートナーのような存在でありたいと考えています。
そのためには、ある程度の技術力が欠かせません。ソリューションの特徴を把握し、お客様が導入後をはっきりイメージできるだけの知識を身につけることも大切にしています」
国家間のセキュリティから、ネットワーク上のセキュリティの世界へ
将来は国際開発の仕事に携わりたいと考えていた森島。イギリスの大学院に進学して安全保障を学んだ後、カンボジアに渡って現地駐在員としてNGOのプロジェクト管理・運営企画に携わりました。
1年後、駐在期間を終えて帰国した森島が就職先として選んだのが、エンジニアの派遣事業を手がけるベンチャー企業。そこで初めてサイバーセキュリティの案件を担当しました。
「ログを24時間監視するセキュリティオペレーションセンターの立ち上げ要員として参加しました。セキュリティについて勉強するうちに、国家間の安全保障への関心がネットワーク上の安全を守るサイバーセキュリティと結びつき、この業界でやっていきたいと考えるようになっていったんです」
その後、派遣社員として学べることに限界を感じた森島は外資系のセキュリティベンダーへ。セキュリティの領域でさらに技術を磨ける環境を求めての転職でした。
「主に担当していたのはセキュリティデバイスの管理。また、2社目でもセキュリティオペレーションセンターの業務に携わり、リアルタイム分析官としてさまざまな国のお客様をサポートするオペレーターを務めました。
当時、社内にはエンジニアが不足していて、すべてのトラブルシューティングに自力で対応する必要があったんです。技術の知識が不足していたために何度もめげそうになる中、周囲の力を借りながらなんとか乗り切ることができました」
そんな森島がDXCに転職したのは2020年のこと。当時担当していた運用業務だけでなく、コンサルタントとして製品やサービスの選定や導入支援にも関わりたいと考えたからでした。
「前職では、サービスを販売しているパートナー企業の方にご満足いただけないケースもたびたびありました。お客様へのヒアリングが不十分で、困りごとを把握し切れておらず、適切なソリューションを提案できていなかったのが理由でした。
上流工程に課題があるのがわかっているのに、運用担当の自分にはどうにもできないことにもどかしさを感じ、転職を決めました」
入社後、セキュリティサービス事業部に配属された森島。お客様に近い立場で不審な挙動の原因特定や問題解決の支援に携わる中で、SDLとしてのセキュリティの仕事のおもしろさにのめり込んでいきます。
「SDLとして仕事をしていく中で、『自分がやりたかった仕事はこれだ』と確信しました。セキュリティサービス事業部の中でもSDLは、お客様含め、社内外のメンバーと話をしながら導入、設計、運用を支援します。とくに高いコミュニケーションスキルを求められることが多く、他のSDLもお客様の困りごとを引き出すことに長けていると感じます」
大企業のような安定感がある一方、自由で柔軟な働き方ができるのがDXCの魅力
現在、Microsoft社のE5ライセンスを活用したセキュリティ機能を追加するプロジェクトに携わる森島。コンサルタントとして顧客に寄り添った提案をする上で、テクニカルな知識の大切さを痛感していると言います。
「私がDXCに入社して最初に担当したのも同じソリューションの案件でした。現行のプロジェクトでは、当社が担当しているエンドポイントセキュリティに関しては、つつがなく進行しています。
一方、そのお客様はメールやオンライングループウェアのセキュリティを守るためのライセンスも取得されているのですが、どうやらその領域を担当しているベンダーさんがセキュリティにあまり詳しくないようで、設定を確認したところ、不適切な状態だとわかったんです。
お客様のセキュリティ運用を維持・強化したり、最適なソリューションを提案したりするためには、技術に関する知識が欠かせません。そのことをあらためて実感しています」
セキュリティサービス事業部では、こうした現場で得た知見やトラブルに関する情報をチーム内で積極的に共有しています。互いに学び合う風土の中で森島は成長を重ねてきました。
「成功、失敗を問わず、事例について極力チーム内に展開するように心がけてきましたし、私がメンバーから教えられるケースも少なくありません。
たとえば、私はセキュリティの中でもコンプライアンスや規定に関わる監査をサポートした経験が少なく、チームのメンバーの力を借りながら、毎日のように学ばせてもらっています。
セキュリティが及ぶ範囲は、ひとりですべてまかなうには広すぎます。得意とするところを互いに補い合えるところが、いまのチームの良さのひとつです」
そう話す森島にとってDXCの魅力は、“大企業だけどベンチャー”と表現される社風をもつこと。さらにこう続けます。
「大企業向けのソリューションを提供するプラットフォーマーと接点があったり、資格取得の奨励があったり。大きな組織特有の安定感を感じています。DXCに入社後、これまで経験できなかったような大規模案件にも関われるようになりました。
一方で、手を挙げたことは挑戦させてもらえるなど、自由度が高く大きな裁量権を与えられるのもDXCならでは。大企業の安定感やアセットと、ベンチャー気質を兼ね備えているところが、この会社の最大の魅力だと思います」
これまで社歴の浅い企業を経験してきた森島。DXCは働き方の面での満足度も高いと言います。
「コアタイムはありますが、勤務時間の調整に対して寛大で、場合によっては在宅勤務も可能です。コロナ以前からフレックスタイム制があり、柔軟に働ける環境があると感じています」
革新的な組織の成長を背景に、セキュリティコンサルタントとしてさらなる高みへ
メンバーが自ら会社をつくっていこうとする姿勢が、DXCの社員に共通するスタンス。業務プロセス含め、あらゆることが絶えず変化する同社に求められる人材について、森島はこう話します。
「やりたいことが明確にあり、変化することをいとわない人。組織が何かしてくれると期待している人よりも、自ら率先して手を挙げたり、新しいことにわくわくできたりする人にフィットする会社だと思います。
セキュリティサービス事業部ではセキュリティに関する技術や知識のある人を歓迎しますが、SDLの仕事のベースになっているのはコンサルティングです。技術や知識はあくまでツールであり、お客様の困りごとを解決するために使うものであると理解していただける人と一緒に仕事ができたらと思っています」
今後は、コンサルティングやセキュリティの知識にますます磨きをかけていきたいと話す森島。明確な将来の自分像があります。
「海の中を自由に泳ぐクラゲのように、上流から下流までを行き来しながらすべての工程を担える人材になりたいです。
また、セキュリティについてお困りのお客様にじっくりヒアリングを重ねていくと、社内プロセスなど周辺的なところに課題を抱えているケースが少なくありません。そういったところにも踏み込めるような、一歩先をいくコンサルタントになれたらとも考えています」
そんな森島がセキュリティコンサルタントとして究極的にめざすのは、お客様だけでなく社会の一人ひとりの安全を守ること。来るべき社会をこう展望します。
「IoTやセンシングデバイスの進化によって社会はますます豊かになっていくと思いますが、それらが実現するのは便利さを悪用されないように守られているからこそ。コネクテッドカーなどが良い例ですが、ときにセキュリティの脆弱性は人命に関わることもあります。
ソースコードの安易なコピペが脆弱なコードの拡散につながるなど、誰もがサイバー攻撃に加担しかねない状態にあることを一人ひとりが自覚できるような世界にしていきたいですね」
※ 記載内容は2023年6月時点のものです