ネタニヤフ氏が停戦中に「激しい攻撃」命令 ヒズボラ標的、続く戦闘

カイロ=其山史晃
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 イスラエルのネタニヤフ首相は25日、イスラエル軍に対し、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの標的を激しく攻撃するように命令したとの声明を発表した。トランプ米大統領が23日にレバノンとイスラエルの停戦期間の延長を明らかにしたばかりだが、イスラエル軍とヒズボラの衝突は続いており、不安定な状態が続いている。

 イスラエル軍は25日、ヒズボラの「テロリスト」の排除を続けているとし、週末にレバノン南部で15人以上を殺害したと発表した。イスラエル軍はレバノン南部を空爆や砲撃で攻撃しており、レバノン保健省は25日だけで市民7人が死亡したと発表した。

 一方、ヒズボラ側もこの間、イスラエル軍の兵士や車両を攻撃したことを認める声明を出し、「イスラエル軍の停戦合意違反への対応」だとしている。

 米国とイスラエルが2月末にイランを攻撃した直後から、親イランのヒズボラはイスラエルへの攻撃を開始した。4月16日にレバノンとイスラエルは10日間の停戦で合意し、23日にはトランプ氏が3週間の停戦延長を明らかにしていた。

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この記事を書いた人
其山史晃
中東アフリカ総局長
専門・関心分野
中東、安全保障、地政学、テロリズム
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    錦田愛子
    慶應義塾大学教授=中東政治、難民研究
    視点

    レバノンは国内の宗派対立が厳しい国だ。アメリカで駐米イスラエル大使と交渉しているレバノンのムアウワド大使(報道ではモアワド大使)はキリスト教マロン派の家系で、シーア派のヒズブッラーとはむしろ敵対する宗派であり、停戦を促す影響力には乏しい。最

    2026年4月27日 15:20

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