ウォーキングで、うつ症状やネガティブ思考が大きく軽減か。「歩くことは"薬"」米専門家が明かす
日々の小さなフラストレーションが積み重なり、胸が締めつけられ、頭の中がいっぱいになって、今にも爆発しそうになる——そんな瞬間を感じたことがあるかもしれない。身体は「歩いて発散する必要がある」と察知し、気づけばドアを出て、一歩また一歩と足を前に運んでいる。 【写真】意外と知らない、ウォーキングの健康効果15 すると不思議なことに、心は落ち着き、思考はクリアになり、幸福感が戻り、身体も軽くなる。たとえその科学的根拠を知らなかったとしても、まるで歩くことが“効く薬”だと直感的に知っていたかのように。 臨床神経心理学者であり、『Stop Self-Sabotage』の著者でもあるジュディ・ホー博士によると、「血流と酸素の供給が増え、エンドルフィンやドーパミンといった気分を高める化学物質の分泌が促される。ドーパミンはとりわけモチベーションの向上に関係している」という。 なかでもマインドフル・ウォーキング(歩行瞑想)は特に強力である。研究によれば、これを習慣的に行うことで、不安やうつ症状が大きく軽減される可能性があるという。 「歩きながら周囲の環境や身体感覚に意識を向けることで、ネガティブな思考やストレスが解放される」とホーは続ける。 すでにウォーキングが気分転換の定番になっている人でも、身体と心の状態に合わせて少し工夫するだけで、その効果をさらに高めることができる。気分を上げるために、科学的に裏づけられた以下の方法を試してほしい。 ※この記事はPreventionからの翻訳をもとに、日本版『ハーパーズ バザー』が編集して掲載しています。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。