食前の緑茶は強い味方!肝臓・腎臓・膵臓にやさしい飲み物の選び方【Tarzan】
コーヒー摂取と膵臓がん死亡リスク。 1日3杯以下の摂取では膵臓がんの発症率が低下する傾向があるが4杯以上になると逆に死亡リスクが増す。男性では発症率が3倍に。
3. 肝腎|緑茶のカテキンに頼るべし。
緑茶に含まれるポリフェノール・カテキンは肝臓と腎臓の味方。 「茶カテキンには糖質の吸収を緩やかにし、中性脂肪の合成を抑制する働きがあります。脂肪燃焼の作用もあるので日々摂り入れる習慣をつけましょう」(栗原さん) 「お茶のカテキン、とくにガレート型カテキンと呼ばれる物質は動脈硬化の予防、血糖値や血中脂質の改善効果などが複数の研究で確認されています。カフェイン感受性がある人は夜は控えめにして日中は積極的に摂り入れてください」(東京慈恵会医科大学客員教授・川村哲也さん) 摂取の目安としては食事の前に100mL程度飲むこと。1日に飲む量の目安は500mL。
4. 肝腎|炭酸ならコーラよりジンジャーエールを。
コーラの主原料は果糖ぶどう糖液糖と砂糖、炭酸、カラメル色素。つまり、とっても吸収が速いので脂肪肝や腎臓病のリスクが高まる。 「ゼロキロカロリーのコーラには果糖ぶどう糖液糖ではなく人工甘味料が含まれていますが、こちらは血糖値が上がらない代わりに脳が物足りなさを感じ、他の食事で血糖値が上がりやすくなる可能性があります」(栗原さん) 「糖分はコーラよりジンジャーエールの方が少なめ。また、生姜成分が含まれているので血流促進効果も期待できます。このふたつの理由から、毛細血管の固まりの腎臓にはコーラよりジンジャーエールがおすすめです」(高取さん)
5. 腎臓|コーヒーは豆から挽くべし。
一杯のコーヒーでほっとひと息つきたいとき。以下のうち、あなたが選ぶべきものはどれか? 1.カフェのコーヒー 2.自販機の缶コーヒー 3.コンビニの冷蔵庫のコーヒー 4.自分で淹れるコーヒー できれば避けてほしいのは2と3のコーヒー。というのはこれらには香料などの添加物が含まれているから。 「一番安心できるのはカフェや自分で豆を挽いて一杯ずつ淹れるコーヒー。腎臓にとって一番気をつけたいのは添加物なので、コーヒーを飲むなら自宅やカフェで、フレッシュやガムシロップを使わずに飲むのが正解です」(高取さん)
6. 腎臓|粉を溶かす飲料は避けて。
インスタントコーヒーやココア、スポーツドリンクに青汁。携帯するのに便利でお湯や水さえあればいつでもササッと飲み物にありつける。とっても便利な粉末タイプの飲料。ところがこれ、腎臓にとってはあまりありがたくない。 「基本的に袋に入っていてお湯や水を入れて飲むほとんどの飲み物には添加物が含まれているからです」(高取さん) 添加物とは香料、人工甘味料、増粘剤、着色料、pH調整剤、酸化防止剤などなど。過度に心配する必要はないが、こうしたドリンクの常用は腎臓に負担をかける。自覚すると同時に利用頻度はほどほどにしておきたい。
取材・文/石飛カノ 取材協力/川口 巧、栗原 毅、川村哲也、高取優二、伊佐地秀司、糸井隆夫 編集/星野“cap”徹