2026年4月20日から2026年4月23日に日経メディカル Onlineで紹介した4本の海外医学論文のエッセンスを日本語音声でお届けします。
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(音声編集=横山隆人/アルケー)
※AI音声合成技術を使用しています。そのため、一部読み方の誤りや不自然な発音がある可能性があります。あらかじめご了承ください。
(1)JAMA Network Open誌から 肝硬度は糖尿病患者の死亡の独立した危険因子、定期的な測定を
超音波エラストグラフィ(elastography)による「肝硬度測定」の値が、2型糖尿病患者の全死亡に対する独立した危険因子であることが、アラバマ大学の研究グループが米国で行ったコホート研究によって示された。結果は3月2日、JAMA Network Open誌オンライン版に掲載された。
(2)JAMA Network Open誌から RAS阻害薬開始後、eGFRが低下しても処方継続すべき
米国California大学San Francisco校のElaine Ku氏らは、アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬やアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)といったレニン・アンジオテンシン系阻害薬(RASI)の使用開始後に、急性の推算糸球体濾過量(eGFR)低下が見られた患者を対象にした後ろ向きコホート研究を行い、RASIを中止した患者と継続した患者のその後のアウトカムを調べたところ、継続した患者の方が末期腎不全への進行や死亡リスクが低かったと報告した。結果は2026年3月27日のJAMA Network Open誌電子版に掲載された。
(3)Lancet Psychiatry誌から セマグルチドは精神疾患の悪化リスクが低い
フィンランドEastern Finland大学のHeidi Taipale氏らは、2009~22年のスウェーデンの診療データを利用して、うつ病や不安症と診断され、糖尿病治療薬も使用していた患者を選び出して、GLP-1受容体作動薬の使用中と、非使用期間または他の糖尿病治療薬使用期間で精神疾患の悪化リスクを比較するコホート研究を行ったところ、特にセマグルチドを使用した患者群で悪化リスクが低かったと報告した。結果は2026年3月18日のLancet Psychiatry誌電子版に掲載された。
(4)Lancet Digital Health誌から 新型コロナパンデミックはフランスの耐性菌にどう影響したか?
フランス国立工芸院のMaylis Layan氏らは、フランスの414病院における2019~22年のサーベイランスデータを用いて、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミック期間中の抗菌薬の使用量と耐性菌分離率を調べたところ、耐性菌の種類により異なる状態が観察されたと報告した。結果は2026年3月26日のLancet Digital Health誌電子版に掲載された。