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秘書検定1級の問題形式や勉強法について(筆記試験)

資格ゲッターの筆者が、どの資格にも共通する勉強法を織り交ぜながら秘書検定1級に合わせて記載します。

保有資格:秘書検定1級、TOEIC835点、宅建、管理業務主任者、衛生管理者、FP2級ほか



秘書検定1級合格発表直後に書いています。

勉強期間: 2ヶ月半
勉強時間: 50時間ほど
自己採点:
 理論 5.5割ほど(→でも受かってました)
 実技 7割ほど

試験2日前くらいから暗記科目(知識)等を詰め込み始めました。
理論が苦手なので、元からそっちに照準を絞って勉強すればよかったと感じました。
準1級は持っていません。秘書3年経験、離職して6年ほどですが転職のために受けてみたので備忘録です。


1. 自己採点方法


ご存知のとおり、秘書検定は6割以上の得点で合格です。
秘書検定の勉強で一番大変だったことが自己採点です。
記述式の上、部分点の有無や配点が不明です。ただ、いろんな人が書いてますが、部分点はあるだろう、という考え方が通説のようです。

秘書検定には答えがあるのか不明な問題も中にはあるので、本当に自己採点が難しいです。
例) 職場の慰労会の二次会には行った方がいいか否か。
ただ、秘書検定上では「はい」か「いいえ」の明確な答えがあるようです。

色々調べた結果、この動画の7'03〜あたりを参考にして自己採点していました。論理的に配点を説明してくれています。


面接対策で早稲田ワーキングスクールの講師と採点についてお話しする機会がありましたが、『全体で6割を超えてるかどうかだからね』という趣旨のことを仰ってました。そんなわけないと思いますが、正誤数に関わらず全体の文章の印象で決めてるのでしょうか。。

元々自己採点で5.5割ほどしか取れたことがなく、本試験でも自己採点5.5割でしたが受かってました。どの試験でも厳し目に自己採点する人間なので、不正解にしていた記述の中に丸のものがあったのかもしれません。

2. 問題形式

6/22に筆記試験を受け6/24に模範解答UP、試験合否は7/29に発表とアナウンスされていましたが7/22に結果が出ました。
筆記も面接も結果が出たらメールで通知が来ます。

試験問題は記述式で全17問を140分で解きます。A4サイズの冊子タイプです。見開き表紙を開くと1ページ目から問題文+すぐその下の大きい枠内に直接回答を書き込みます。

画像
試験問題イメージ


最終的に、最後の1ページに小さい字で問題文が全問印刷されているので、切り取り線に沿ってその1ページのみ持ち帰れます。無断転載禁止なので画像省略です。切り取り後、問題兼解答冊子を提出して帰ります。
問題冊子の表紙には氏名と面接希望日を記載する欄があるので、面接が予定されている二日間のうちの第一希望、第二希望を記載しました。第一希望の日に割り当てられました。

過去問もそうですが、本試験も所要時間1時間ちょっとで終わりました。その頃に途中退室で過半数の方が退室されます。
ただし私は、自己採点用に持ち帰りの問題文余白に自分の回答を一生懸命書き込み、時間いっぱいまで書き写しをしました。とにかく余白が足りなくて裏面まで行きましたが、回答を書き写してる人は他にはいないようでした。


3. 使用した教材

主にテキスト1冊と過去問集2冊の計3冊です。
以下に使った教材を紹介します。

① 問題集

秘書検定1級 実問題集 計2冊
 (2025年度版と2022年度版)

秘書検定1級は年に2回行われているので過去問が6回=3年分が一冊に収録されています。このため、問題が重複しないように3年おきの実問題集を買うのがセオリーのようです。
YouTubeで見かけた方は、3冊計9年分解いたと仰っていました。
私は勉強時間が足りず、2冊にとどまりました。

どの試験でも「過去問を制すものが試験を制す」と筆者は考えているので、基本的に"過去問を解く→採点して間違った箇所をテキストで確認"の繰り返しです。

どんな試験でも、テキストで勉強するよりもまずはいきなり過去問から解き始めることをお勧めします。ゼロ知識でも何もわからなくてもいいので、とにかく直近の過去問を一回解くことで出題範囲や傾向が分かり、その後のテキストの浸透度が全く違います。
ちなみに私は秘書検定1級の初回の正答率は27%ほどでした。

あとは「過去問→間違った箇所をテキストで復習」の繰り返しです。
苦手だと思った分野だけ、時間をまとめてとってテキストを読み込んだりもしました。


② テキスト

秘書検定1級 集中講義

秘書検定ではメジャーなテキストです。
過去問で間違えた箇所の確認に使いました。

秘書検定1級は、準1級〜3級までの知識があって当然の前提なので、1級のテキストに載ってないことでも準1〜3級までの知識なら普通に出題されます。
なんとなーく解いていましたが、本来は準1〜3級までの基礎を固めた方が確実なんだと思います。本試験でも郵便物の取り扱いについて出題されましたが、1級のテキストには載っておらず常識の範囲でしか答えられませんでした。


4. 勉強のアドバイス


① 回答のコツ


秘書検定は初見の問題では何を聞かれてるか分からないことすらあるくらい聞き方が下手です。
例を挙げると、
「A3の文書をA4のファイル用フォルダーに入れるとき、①文書をどのように折り、②折り目をどのようにして入れるのがよいか。それぞれ理由とともに答えなさい。」
のような感じです。
まず、ファイル用フォルダーが何かイメージがつかなかったのと、それを一般常識の前提で出題してくるセンスが常人とはかけ離れていると感じました。

そんな時はもうできるだけ埋めるに終始して、別の問題で得点を狙いに行った方がいいと思います。それよりマシな問題が他にもあるはずです。

問題文の言い回しが分かりづらかったり、テキストや問題集に誤植が度々見られることから
作成側に携わっている人が少ないと筆者は踏んでいます。(おそらくテキストも試験問題も2〜3人で作成??)

テキスト誤植例)
下線部分を別の丁動言い方にして()内に答えなさい。
→下線が引いていない

テキストにいたっては面接項目1では「ですます」調だったのに、項目2から急に「である」調になっていたりと、まともな人なら体裁を整えるところだと思います。
本来複数人で作っていたり、新メンバーが加わるなら誰かが違和感に気づいて訂正するはずです。長年を同じ少人数メンバーで作り続けている証拠だと思います。


あとは、面接対策の時にお会いした受験生の方は、筆記の講義も受けたらしいのですが、チラッと聞いたのは「『箇条書きで三つ答えなさい』系の問題では4つ以上回答を書いてもいい」という指導方法だと聞きました。
これは個人的にはあまりお勧めしませんが、早稲田ワーキングスクールで指導している公式のやり方なようです。


② 絶対覚えること

覚えないといけないことはそこそこあるのですが、中でも「二十四節気」は汎用性が高く暗記がマストだなーと思いました。「立春」や「大寒」とかいうアレです。

筆者は暗記が苦手なのですが二十四節気に関しては頻出になるので頑張って覚えました。
シンプルに二十四節気を答えさせる問題もありますし、二十四節気に「〜の候」をつけると時候の挨拶にもなるので(立春の候、etc)、実技の手紙文にも使えるのでお得です。
四季に分けて語呂合わせで覚えたので、余力があれば別noteにしたためます。

あとは、分野が近いところで言うと季語はこの方のyoutubeをダウンロードして気晴らしに流してました。

勉強していると鬱々とした気持ちになりますが、平和な人柄と声で嫌な気持ちにならずに何も考えずに見られました。立春と立秋の読み方が違うのだけ気になったのでご注意ください。


5. 感じたこと


秘書検定の時代設定


これは他の人が書いていて頭がもげるほど共感したのですが、「昭和の人間をサポートする前提で回答を作る」ことです。
おそらく出題者も全員中年〜高齢の方々です。

問題の時代設定は古く、レストランで上司を固定電話口まで呼び出してもらったり、FAXが当然に登場します。秘書検定の世界にメールやリモートワークは存在しません。
20年以上前の設定で回答をするのがよいと思います。

余談ですが、勉強に飽きたらXで「秘書検定」で検索して気晴らしをしておりましたが、「⚠️秘書検定の世界はDX推進部のないJTCなのにゃ」というポストに笑いました。
登場人物のいつメン、秘書の上司の山田部長は昔ながらの大企業のおじいちゃんだと思って回答を作成してください。



以上、どなたかの参考になればと思い簡単に記録します。


蛇足ですが、二次試験の面接では「前傾姿勢」というポーズを強要されます。世間離れしてるし実用的で無いのですが、友人に「雅子さまもそうだもんねぇ」と言われてかなり合点がいきました。
筆記合格後は脳内に雅子さまを降臨させて面接に臨んでください。

これを見た方が無事合格されるようお祈りしております。

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