石油製品の供給不安、政府は「目詰まり」と言うが 背景に商慣行も?
多鹿ちなみ 福地慶太郎 吉田貴司 伊沢友之 中島嘉克
イラン情勢の影響で燃料や石油製品が必要な現場に届きづらい事態が起きている。政府はこれを「流通の目詰まり」だとして、石油業者などに安定供給を直談判し、解消を目指している。ただ、複雑に発展した供給網に、日本の商慣行も重なり、「目詰まり」への対応はもぐらたたきが続く。
日本全体では足りているが、一部で供給の偏りや流通の「目詰まり」が生じている――。政府はそう繰り返してきた。だが、そんな「一部の偏り」が、川下の現場では死活的な問題に発展している。
「池内自動車」を全国で運営し、自動車の板金塗装事業を手掛けるイケウチ(東京・千代田)で、在庫を管理する日守(にっか)翔吾第2営業部長は不安の毎日だ。
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