「献血100回で金メダル!?」──ヤクルトとチェルシーと私の献血人生
「献血100回で金メダル」という投稿をX(旧Twitter)で見かけて、目をこすりました。
金メダルですって?あの、オリンピックの、あれですか?
いやいや、もらえるのは本物の金ではなく“記念品”なのですが、それでも100回やると栄誉ある表彰があるんです。
献血100回って、一体どれくらいかかるの?
身体には影響ないの?
そして、今でもヤクルトとかチェルシーとかもらえるの?(←ここ重要)
そんな話を、私の半生の献血ヒストリーを交えてお届けします。
“血は水よりも濃い”と言いますが、献血に流れる情熱もなかなか濃いのです。
小学生の私と、移動献血車と、チェルシー
私が初めて献血したのは──そう、小学生の頃。
…って、いきなりツッコミを受けそうですが、当時は「健康診断+輸血学習イベント」みたいな扱いだったのか、校庭に移動献血車がドドンと来て、先生が「これが社会貢献ですよ〜」なんて言ってた記憶があります。
本当に血を抜かれたかは定かではありません。が、私は確かにヤクルトとチェルシーをもらったのです!
なぜか「バタースカッチ味」が印象に残っています。
血を抜かれたかどうかより、「チェルシー=ご褒美」という刷り込みが、この瞬間に完成しました。
献血所は突然に──免許更新所の誘惑
それから時は流れ、私が自動車免許を手にした頃。
更新センターの隅っこに「献血ルーム」がひっそりと佇んでいました。
あの手この手で声をかけてくる職員さん。
「お時間ある方はご協力を〜」
「ヤクルトもありますよ〜」
ヤクルトがあるだと?(またか!)
当時の私は「更新に来ただけだから」と言いながら、しれっと腕を差し出したものです。
“ジュースにつられて血を抜かれる”というのが、なんとも人間らしいエピソードじゃないでしょうか。
献血100回の栄光と現実
さて、Xで話題になっていた「献血100回達成者への記念品」。
これは日本赤十字社が公式に表彰している制度で、
100回達成者には「金色有功章」という表彰盾と記念品(楯やメダル状のもの)が贈られます。
ちなみに
50回で「銀色有功章」
30回で「銅色有功章」
…と、まるで血のオリンピック。
努力と継続が評価される仕組みになっております。
どのくらいの期間で達成できるの?
ここがポイントです。献血には間隔のルールがあります。
400ml献血(男性):年3回(12週空ける必要あり)
成分献血(血小板・血漿):年間最大24回(2週間おき)
つまり、理論上は最速で4〜5年で100回に到達できます。
が、普通の人は10年〜20年が相場。
それだけ長くコツコツ通って、やっと金色有功章なのです。
健康への影響は?「血を抜くと具合が悪くなる人問題」
さて、ここで本題。
「献血直後に貧血で倒れた人」を何人も見てきました。
実際、私の知り合いにも「イスから立ち上がれずそのままストレッチャーで運ばれた」人が。
でも、医療的にはこう言われています。
健康な人が適正量の献血をする場合、身体への影響は一時的で、2~3日で完全回復する。
とはいえ、血圧が低めな人、体調が悪い時、空腹時などはやっぱり具合が悪くなるリスクが。
え?検査ってゆるいの?
「その日の体調を問う問診と簡易検査だけで、すぐ400mlも抜くなんて!」という声もあります。
実際、現場では「検査落ち」する人も多く、血液の濃度や貧血の有無はちゃんとチェックされています。
とはいえ、「献血させたいからハードル低めになってるんじゃ…」と思う気持ちも、わかりますよね。
でも、たぶん、ハードルを高くしたらヤクルトでも釣れなくなるんでしょう。
今もヤクルトはもらえるのか?
ズバリ、もらえます。(笑)
献血ルームでは、飲み物・お菓子・アイスクリーム・漫画・Wi-Fi完備…
いまやちょっとしたカフェ兼待合室状態になっております。
それどころか、地域によっては
クオカード
地元企業の特産品
抽選でグッズが当たるキャンペーン
など、キャンペーンも花盛り。
え?「血を売ってるみたいだ」って?
いやいや、血は売ってません、“献じて”るんです。
🩷 まとめ:献血は“気軽なヒーロー活動”だ
私は最近、献血から遠ざかっています。
でも、あの頃のヤクルトとチェルシーの味は、いまも脳裏に刻まれています。
そして、ふと思いました。
献血って、「たった10〜15分の時間」で誰かの命を救うことができる“気軽なヒーロー活動”なんじゃないかって。
目指すは金色有功章……ではなく、
“今日も一人、ささやかな善意をこっそり発揮できた自分”を褒めてやる日です。
私もそろそろ、また一杯、血でも抜きに行こうかな。
ヤクルトと一緒に。
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