金沢競馬、4騎手落馬あわや 3人負傷、意識あり 4シーズンで3度目
24日の金沢競馬の第9レースで、騎手4人が落馬する事故があり、このうち3人が負傷し、金沢市内の病院に救急搬送された。石川県競馬事業局によると、いずれの騎手も搬送時に意識はあり、命に別条はない。金沢競馬で3人以上の騎手がレース中に落馬するのはこの4シーズンで3度目となる。 【動画】多重落馬事故があった金沢競馬のレース ●1番人気転倒、後続巻き込まれ レースは10頭立てで午後5時に発走。中島龍也騎手(30)が騎乗する1番人気クリノヴァニラが4コーナーで外から回り込もうとした際、バランスを崩して転倒。後続馬が巻き込まれる形で、魚住謙心騎手(23)、服部大地騎手(44)、鈴木太一騎手(44)が順に落馬した。 中島、服部、鈴木の3騎手は救急車でそれぞれ病院に搬送。レースは約50分後に再開し、魚住騎手は2競走に出場した。 第9レースは5番人気、4番人気、7番人気の着順となり、3連単の配当は3万1490円だった。 競馬場には救急車や県立中央病院のドクターカーが駆けつけ、騒然とした雰囲気に。多くのファンがフェンス越しに救急搬送の様子を心配そうに見守った。大阪市から金沢観光に訪れ、競馬場に足を運んだという30年来の男性ファン(44)は「勢いよく落馬したので衝撃を受けた。人馬ともに無事であってほしい」と願った。 中島騎手は2年連続でリーディング首位の金沢競馬のトップジョッキー。この日も第2レースで1勝し、今季も27勝で首位を走っている。クリノヴァニラは金沢転入初戦の8歳牝馬で、昨年7月に高知競馬で走って以来の出走だった。 金沢競馬では2023年11月、競走中に走路照明が消えるアクシデントが発生し、騎手3人が落馬した。昨年12月にも騎手3人が落馬し、このうち2人が負傷した。 県競馬事業局の北村裕一局長は「レース中に事故が起こったことは残念だ。安全にレースが行われるよう努めたい」と話した。