分数や整数、さらに0を含む計算では、見た目に惑わされず計算の順序を意識することが重要です。
特に、途中に0が含まれている場合は、式全体をよく観察することで効率よく解けることがあります。
今回は、そのポイントを確認していきましょう。
問題
次の計算をしなさい。
(7/8)÷(7/4)×8×0+9
計算式は少し長いですが、正しく答えを求めることができるでしょうか。
解説
今回の問題の答えは「9」です。
どのように計算するか、順に解説していきます。
割り算・掛け算・足し算が含まれているため、計算の順序に従って処理します。
(1)割り算・掛け算
(2)足し算・引き算
まず、「(7/8)÷(7/4)」を計算します。
(7/8)÷(7/4)
=(7/8)×(4/7)
=1/2
次に、その結果を使って計算を続けます。
(1/2)×8=4
4×0=0
さて、ここまで前から順に計算をしましたが、実はもっと簡単に計算が可能です。
「(7/8)÷(7/4)×8×0」と、ここまでの計算は、掛け算・割り算のみであり「×0」が含まれます。
途中まで計算しても最終的に0を掛けるため、この部分全体は0になります。
よって、この部分の計算結果は「0」となります。
したがって、式は次のように簡単になります。
0+9=9
以上より、答えは「9」です。
まとめ
分数を含む計算では、まず割り算を掛け算に直して処理することが基本です。
また、途中に0がある場合、その部分の計算結果は0になるため、式を大きく簡単にすることができます。
計算の順序と性質を意識しながら、効率よく解けるようにしていきましょう。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」
スピード勝負!他の問題にも挑戦しよう!