先日、ネットオークションでいいものを手に入れました。

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「豊橋音頭」と「鬼祭り」のカップリング企画モノEPレコードです。

レコード会社はビクターですが、発売元は今はなき「株式会社ヤマト楽器店」と書かれてますんで、ヤマト楽器が企画したレコードなんでしょうね。
因みに、ヤマト楽器店とは、豊橋の老舗レコード&楽器店でして、私なんかも何枚かレコード買ったりしてましたけど、昨年突然閉店してしまいました。

さて、この「豊橋音頭」と「鬼祭り」なんですが、実はこれ、毎年10月に行われる「豊橋まつり」のメインイベントである「市民総おどり」で使われる曲です。
豊橋で盆踊りと言えば、「豊橋音頭」に「ちぎり音頭」、「新のんほい節」に「鬼祭り」でした、昔は。

「昔は」とわざわざ書いたのは、以前にもこのブログで三沢あけみさんと共に取り上げた通り、今では「鬼祭り」が消え、別の曲が採用されています。
「鬼祭り」の復活を切に望む私ではありますが、くどいので今回は「豊橋音頭」に着目。





「豊橋音頭」についても、これまた以前に小林旭さんと共に取り上げておりますが、昭和9年に豊橋観光協会設立を記念して作られた作品。
歴史に残る超有名な先生が曲を作られております。

豊橋音頭

作詞 西条八十  作曲 中山晋平  歌 小唄勝太郎

一 ハー三州豊橋ノンホホホイ(アリャセ)  三州豊橋夜も日ものびるヨ(サノヨイヤサノセ)
  のびるはずだよ 製糸のまち  ハンレヤレソレ 製糸のまち(サテ)
  ヤッソレソレソレ そうじゃないか(ソレ)  ヤッソレソレソレ そじゃないか

二 ハアー昔や振袖ノンホホホイ  昔や振袖二階からまねくヨ
  今じゃ築港で 船まねく  ハンレヤレソレ 船まねく
  (以下略)

三 ハアー祭ゆかたでノンホホホイ  祭ゆかたでドンと打ち揚げるヨ
  手筒花火は 度胸だめし  ハンレヤレソレ 度胸だめし
  (以下略)

四 ハアー馬場の桜のノンホホホイ  馬場の桜の花より多いよ
  稲荷詣での 旅の空  ハンレヤレソレ旅の空
  (以下略)

五 ハアー音頭とれとれノンホホホイ  音頭とれとれ石巻山のヨ
  峯の巌にとどくほど  ハンレヤレソレとどくほど
  (以下略)
こういった御当地ソングの歌詞の多くには、たいていお国自慢が満載なんですが、この「豊橋音頭」も例外ではなく、これでもか!と書かれていますね。
とは言え、製糸業は戦後衰退してしまってて、戦後生まれの人にとっては「豊橋は製糸のまち」と言われてもピンと来ないでしょう。

更に二番に至っては江戸時代の話。
当時の吉田(現在の豊橋)宿は非常に活気があって、街道を歩くと旅籠の二階から飯盛女(私娼)が手を振って客引きを行っていたことから、「吉田通れば二階から招く しかも鹿の子の振袖が」と謡われてたそうです。





いや、それにしても、今回このレコード買ったことで、ようやく歌詞の全容が分かりました。
因みに、落札価格は1,000円でした。
高いか、安いかは、個人の価値観でしょうね。

はぁ~、のんほい、のんほい。
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